頭が高いぞ
ずがたかいぞ
178Qのネタバレ注意
「頭が高いぞ」とは、『黒子のバスケ』に登場する赤司征十郎が、178Q(単行本20巻)にて火神大我に向かって言い放った台詞である。
先出の「僕に逆らうやつは親でも殺す」に続く赤司の名(迷)言、決め台詞として、ファンの間では大流行。
「オヤコロ」同様、略Ver.の「ズガタカ」が生まれている。
登場シーン
台詞の流れとしては、
「僕と目線を変えずに話すことを許しているのは 僕に従う者だけだ」
「逆らう者は何人たりとも 見下ろすことを許さない」
「頭が高いぞ」
ただ単に台詞を火神に対して言い放ったのではなく、ハーフタイム中に赤司に宣戦布告をした火神の肩に赤司が手を添え、自分よりも身長・体格の大きな火神を片手で難なくその場に崩れ落ちさせてから、それを横目で見下げるように「頭が高いぞ」と突きつけるという、衝撃場面の決め台詞ともなっている。
この謎の力が、「力」ではない「何か」によって自分の体勢を崩させた、と火神自身も認識しており、当時点でまだ不明だった赤司の能力に対する読者への期待感の煽りとして、印象が強い台詞である。
「オヤコロ」と違って、こちらはこの場面より後も何度か発言されている。
また、台詞と共に、対火神同様のある実力行使が伴っており(暴力やハサミではなく)、正に決め台詞として揺るぎ無い立ち位置にある。
そのため、ファン作品においては、赤司によるこの技術、及び、技術行使そのものが、「ズガタカ」と技名のように呼ばれていることもある。
原作は違います。
本来は、己の平身低頭の姿勢が足りない意から、権力者(殿様など)が相手を見下げる態度で言い放つ「無礼である」「横柄である」という叱責の言葉。
なので、圧倒的実力と戦歴を持つ赤司が、不遜な態度を取る火神に対して言い放つのに、なんら不適当であることはない。
決して、文字通りに身長を気にして言い放ったわけではない。
・・・・・・多分。