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高伏ケンゴ

たかぶしけんご

高伏ケンゴとはライフワンダーズ制作スマートフォン用ゲーム「東京放課後サモナーズ」に登場するキャラクターである。
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分かるだろ、こんな『オレは生きてる』ってヒリつく感じ、そうそうねえぜ


概要編集

CV:岩永悠平/絵師:BomBom(Pixivアカウント)

高校生離れした体躯を誇り、プロの格闘家を目指す男子高校生。神宿学園の二年生で、主人公のクラスメイトである。ゲーム内に登場する本居シロウ薬師丸リョウタとは学友で、シロウとは幼馴染でもある。

主人公のことは、出会った当初から「ヤるクチ」と見抜いて目をつけていた。その後、強者たちの集う池袋のバーサーカーズに入り浸るが、そこでの事件を通じて主人公のことを認め、肩を並べて戦うようになる。

誰に対しても荒っぽい口調が変わらない。


一人称は「俺」。二人称は「あんた」や「お前」。呼ばれるときはだいたい呼び捨てで「ケンゴ」である。


人物編集

生粋の格闘バカ。実親から教え込まれ、高校生とは思えない程の格闘の実力を持つ。なおもその力とセンスを磨くために修行を怠らず、そのために授業をしょっちゅうサボる。そのせいもあり、学業の成績は壊滅的だが、それも気にせず修行に明け暮れる。

腕に覚えのありそうな者を見ると手合わせしたくてたまらなくなり、そんな相手と互いに本気でぶつかり合うことを望む。学校でも、犬塚モリタカと総合格闘技VS剣道で稽古をしたりしている。

反面、そうでない者に対しては興味を示しにくい。世事にも詳しくはなく、超人気のアイドルもむしろ苦手なようだ。


このように、自らの求める「拳の強さ」以外に背を向けたような言動をとるため、周囲から理解を得られないことがしばしば。実際、気になる相手に手合わせをズイズイ求めるところを、シロウからしょっちゅう諌められている。

ただし、格上と認めた相手には彼なりの礼を示したり、無抵抗の相手に一方的に手をあげるのを嫌うなど、武人としての誇りを持っている。格闘技に対する姿勢についても、同じ道を行く者からは共感や敬意を得られることもある。彼が内心抱えていた、ただ強さを求めることへの孤独感についても、気づいている者がいるようだ。

またコミュニケーションについても、互いに本音をさらけ出してぶつけ合ったり、拳で伝えあったりすることを好むなど、格闘以外ではとことん不器用。そのため、得意の格闘でも金や立場などのしがらみがあると、本来の冴えを失ってしまう。


池袋での事件を通して、主人公のことを「相棒」として認め、その身を守るために一層強さを求めるようになった。修行にもより身が入るようになり、そして前以上に学校をサボっているようである。

シロウが参謀として場を仕切ろうとするのはちょっと面白くないようだが、ケンゴ自身は小難しいことを考えるのが苦手なので、話し合いではシロウに主導を委ねている。


格闘以外では、山籠りが好き。修行の場所として山を選ぶことが多いが、それ以外の目的でもちょくちょく行っているらしい。簡単な料理を作ったりと、アウトドアの生活能力も意外とある。


神器等編集

ある異世界で力を振るった軍神が使ったとされる「力帯」が、ケンゴの神器である。それを巻くことでパワー・スピード共に向上し、もともとの彼の格闘センスと相まって、並みの転光生など目ではない程の戦闘を可能としている。


この力帯は「無窮」の権能をもっており、上記の強化を上限なく行えるが、同時に相応の負荷も使用者に与える。そのためケンゴも、体をボロボロにしながら神器による強化を実現しているようだ。


ゲーム内の性能編集

2017年9月現在、☆3(通常)、☆4(通常)、☆5(通常)の3つのカードが公開されている。


☆3(通常)☆4(通常)☆5(通常)
二つ名【総合格闘家】【迅雷の拳撃】【疾雷の蹴撃】
コスト81624
属性
武器打撃打撃突撃
CS名豪砲雷落(ギガンツヴァッシャー)(☆3(通常)と同じ)(☆3(通常)と同じ)
CS効果敵に自属性・打撃ダメージ+自身に攻撃強化付与(☆3(通常)と同じ)敵に自属性・突撃ダメージ+周囲に攻撃強化&CP増加

☆3(通常)編集

いつものケンゴ。

HPとAtk(攻撃力)のバランスは、大きくAtk寄り。武器も、前方1マスのみに高倍率のダメージを与える打撃タイプなので、前に出て敵を殴るポジションが適任。

CP付与や特攻、根性(HPが0になった時に、1だけHPを回復する)や与ダメージ増など便利なスキルを習得するが、これらは全て自分のみが対象となる。CP付与はダメージを受けた時発動するが、HPが低いため運用が難しい。採用するなら他のパーティーメンバーで補助するのが好ましい。また、与ダメージ増は神器の性能を再現した「無窮」という状態の付与で実現されるが、この状態では毎ターン固定ダメージを受けるため、これも耐久に注意が必要な要因になる。

CPを溜めて放つCSも、前1マスへのダメージと自身の攻撃強化の効果。ひたすら自分の強化をするのは、力を追い求める彼らしいとも言える。


☆4(通常)編集

拳に力を集中させ、構えを取るケンゴ。まさに格闘家といった出で立ち。

パラメータのバランスは、こちらもAtk寄り。属性や武器タイプも変わらない。高レアリティのためパラメータの値自体は向上していて、特に高Atkと武器の与ダメージ倍率により、敵単体への与ダメージは非常に多い。

スキル構成もCS効果も☆3と一緒なので、長所も注意点も同じ。前に出て敵を殴ろう!


☆5(通常)編集

「よっしゃ! 攻めるぜ相棒! オレのが頼りになるってとこ、今日こそ見せてやるよ!」

修行を重ね、蹴りを取り入れたケンゴ。それによってリーチも伸びたらしい(そして、修行の結果学校の成績はさらに下がったとのこと)。

パラメータは、やはりAtkが高いが、そのわりにHPも低くない。☆5のため全体的にパラメータが高く、また武器が前方2マス攻撃対象の突撃になり、格段に使いやすくなった。ゲーム中トップクラスの与ダメージで、ガンガン敵を蹴散らしていける。

スキル構成では、被ダメージ時のCP付与がオミットされ、代わりに「攻撃時に左右1マスと自分にクリティカル付与+CP付与」というスキルを習得する。このスキルは発動率が低めだが、自身の攻撃範囲が広がっていることもあり、発動すれば驚きの殲滅力を見せる。相変わらず「無窮」によってHPが削れていくが、高くなったHPで他のレアリティよりは安定しやすい。

CSも突撃タイプに変わり、追加効果は周囲への攻撃強化とCP付与になった。

このカードでは台詞も変わっているが、☆4までは単に戦いを楽しんでいる内容だったのに比べ、主人公を想う内容が増えている。周囲へのサポートができるスキルが増えたこととあわせて、彼の内面が変化していることの顕れか。


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