概要
cv:納谷六朗
64歳・AB型。幕府の大老。鬼怒川三姉妹の父親。攘夷志士殲滅のため、江戸からやってくる。「幕府の威信回復」を名目に、拷問や処刑(おもに釜茹での刑)を楽しむ冷酷非道な人物。自身の親衛隊「魔鱗組(まりんぐみ)」に加え、隠密集団「暗闇脳天(くらやみのうてん)」を率いているほか、自身そっくりの影武者も擁している。また、非常に頑丈であり、あるルートで自身が釜茹でになっても自力で這い上がってくるといった場面が存在している。冷酷非道な反面で公平な一面を持っており、剣術大会で優勝した際に主人公が無所属だった場合は部下として雇用してくれる。
脇構え、中段構え、片手構えの3つの構えを使い分けることのできる特殊な流派を使用しており、剣の実力も凄まじいものである。
本作における巨悪の根源であり、真のエンディングとなる隠しルートでラストボスとなる。
備考
モデルは安政の大獄を行った事で有名な井伊直弼ではないかと推測されている。直弼は安政の大獄を行った事からイメージの悪い人物であるが、領地経営を丁寧に行い、優秀な人材には身分に差別無く接するといった行動から領民には名君として敬愛されていたという一面を持っている。鬼怒川の敵と見做した相手以外への公平な一面が直弼の名君としての人柄を参考にしたと思われる。
また、彼の親衛隊である「魔鱗組(まりんぐみ)」のモデルは、かの有名な剣客集団「新撰組」であろう。(実際、剣術大会の対戦相手に魔鱗組三番隊隊長で斉藤一二三(ひふみ)という、確実にこの人物がモデルの隊士が登場しており、間違いない。)また余談だが、DLCのイベントにて本物の新撰組の近藤勇と土方歳三が登場している。