概要
2001年6月22日発売の18禁アドベンチャーゲーム。主人公の住む町で猟奇的殺人事件が続発し異界からやってきた魔法少女であるアイ=加賀野愛と妖魔であるゆらぎとの戦いを一般人である主人公、岡島秋俊の目線で描く。ファンタジックな名前とは裏腹にダークでシリアスな展開が繰り広げられる。
魔法少女ではあるが、攻撃が、基本得物を振りまわす物理的なものであるところも特徴である。
当時は俗に言う「魔法少女陵辱」と呼ばれる作品は無く、このジャンルの始祖と言っても過言では無い作品である(実は『流聖天使プリマヴェール』(Escu:de。2000年7月)の方が古いのだが……。なおアダルトアニメ版は『アイ』終了後に同じスタッフが制作した)。
発売から10年以上たった今でも人気があり、触手凌辱モノジャンルでは必ず名前が上がるほど。アダルトアニメ版も傑作である。
成人向けゲーム作品、魔法少女アイ1(plus)、魔法少女アイ2(plus)で人気を博し、OVAアニメも高評価であったことから話題となった。
しかし後の販売元のゲームブランド「colors」の業績悪化に伴い、シリーズの権利譲渡、スタッフ移籍などの事情が絡み事業が縮小。
2008年のに発売した魔法少女アイ参が前代未聞のクソゲーという評価が下され、「クソゲーオブザイヤーinエロゲ板」発端の原因を作ってしまう。パッケージ裏のセリフ「ごらんの有様だよ!」という言葉がネタとして扱われることとなった。
魔法少女アイ参のストーリーは後にOVAアニメ化したことで挽回され、何とか体裁を保ったものの、プラス方面にもマイナス方面にも歴史の残るシリーズとなってしまった。
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エデンズリッターグレンツェ………限定のコラボレーション化。