概要
2015年11月4日にニンテンドー3DSのダウンロードソフトとして配信開始。
内容は前作魔神少女の続編となり、傭兵集団イーチュを利用して世界征服をもくろむゲルマ帝国の願いを絶つ為、再び地上へと降り立つ魔神ジズーと、帰国したら行方不明になっている両親を探すために冒険に出るソラの二人を操作することになる。
前作のロックマンとグラディウスを組み合わせた独特のシステムを踏襲しながらも、様々な面で性能はパワーアップしている。お値段は前作からのボリュームアップに伴い、税込み800円。
さらに、エピソード2発売と同時にソラ&イーチュメンバー(イッケからルディ)までのテーマも同時発売。纏め買いで税込み500円と今回もサービス精神豊富である。
尚、11月18日までに購入すると、先行特典として限定のジズーの3DSテーマをプレゼントが成されていたが、ディレクターのNAN-A氏曰く、「ジズーの限定テーマは今のところ再配信の予定は無い」との事。
それからおよそ1月後にはストイ、ブラッド、コディーノ、ペルーサ、フランツァ×2、パペルネ&アルの7テーマも登場。こちらも纏め買いで税込み400円と安定のサービス精神である。
また、今作には 魔神少女ザコキャラコンテストで当選したユーザー考案の雑魚キャラ達も多数登場する。
用語
- ビータス:ジズーと彼女の姉が生み出した世界。その名には『幸福』の意味があるらしい。
- シェガー:ジズー達が作った世界『ビータス』の人間たちが魔法を使うために必要不可欠な鉱石。今回はこの鉱石を悪用するゲルマを止めるために冒険が始まる。
- トレース:蝶の様な形をした魔力の光。これを集めることで、能力を強化できるようになるが、敵の攻撃を受けると一気に減らされてしまう。
- ゲルマ:西のラジール、東のゲルマと称されるほどの規模を持つ巨大な帝国。公式からの情報によると、城塞都市となっているようだ。しかし、ラジールとの衝突に加えリアーナを初めとする隣国の邪魔も入って劣勢気味だといわれている。だが、それに業を煮やした現皇帝による怪しい動きがウワサとなって大陸中にまことしやかに囁かれている。
- イーチュ:ゲルマ出身の魔法研究者を中心に集めて作られた傭兵集団。
- リアーナ:芸術都市と称される程の芸術文化に秀でた都市。この地を中心にゲルマはイーチュを利用してある恐ろしい計画を発動しようとしている。
新要素
- リベンジマジック:今作ではダメージを受けるたびにリベンジパワーと呼ばれる魔力ゲージが溜まって行き、半分以上溜まってから発動できる「超必殺技」。魔力が溜まるほど威力が大きい。ジズーやソラだけでなく、敵対するボス達も同じように発動してくる。
- マジックアイテム:1ステージにそれぞれ1回だけ使える便利なアイテム。体力を回復したり、足場から落ちても復帰したり、純色のシェガーのだいたいの位置がわかったり、ブロッキングを自動で行ってくれたり、足場をその場で作ったりと、初心者救済要素が豊富。前作のボスの一人であったアルが店長を勤める。
- スロットカスタマイズ:今作では、強化スロットを各ステージに隠されている純色のシェガーを使用して、強化スロットの効果や攻撃スキルの順番を自分好みに改造できる。前作のボスの一人であったパペルネが店長を勤める。
- アフタートーク:ボスと戦った後のお話。ジズーとソラでそれぞれ16種類ずつ存在しており、戦ったキャラの意外な側面も見れることがあるとか……? 魔神少女2最大のお楽しみとも言われている。
登場人物
※イーチュに属する人物についてはイーチュを参照。
ジズー
前作同様悪者を懲らしめる為に地上へと降り立った、魔を司る神(=魔神)。でもやる気はあんまりない。
今回は長いマフラーと羽付きの帽子が特徴的なボーイッシュな出で立ちとなっている。前作と同じようにまた誰かの服装をラーニングした姿と思われるが……?
前作同様不敵な笑み……を通り越したどや顔が基本だが、アフタートークで突っ込みを加えたりと意外な一面が見られるかもしれない。
今作も前作同様、プレイヤーの技術が伴わければあっという間にティウンティウンしてしまうだろう。
初期魔法は拡散する光弾『ライナーショット』と、独特の軌道を描く、星型の貫通弾『コメット』の二つ。追加魔法は溜めることで威力と範囲が上昇する『パニッシュメント』
リベンジマジックは巨大な闇の塊を連続で投げつける『HYPER DARK ARM』
ソラ
前作ではボスの一人であったチェルシー学園の生徒。前作で他国の貴族の娘であることを示唆されていたが、今作の舞台であるリアーナの出身である。
休暇期間中に自宅に帰ったところ、なんと両親が行方不明になっており、チュロスと一緒に私服姿で両親を探すたびに出ることに。(なお、ソラの両親はイーチュに所属している)
初期魔法はシェガーの欠片を放物線上に投げつけて爆発させる『ドロップボム』と、地形に沿って突き進む『プラズナダイマモ』の二つ。追加魔法は前作でも使用していた『サークルクロン』
リベンジマジックは大量のチュロスが数の暴力で画面の敵を一掃する『ChurroScramble』
余談だが、前作では声が優等生調の大人びた声だったが、今回は服装が可愛らしくなったのに合わせて子供っぽい声になっている。
チュロス
ソラのペットの魔法生物。「ぷー」と鳴く。リベンジマジックを発動する際にはこんな風に分裂していると予想されていた。
実際には、シェガーの欠片から無数のチュロスへと変化していく。
コディーノ
ヴィオラ魔法学園に所属する若きエース。不慮の事故で隻眼となっているが、視力は少しだけ回復しているらしい。
学園からの信頼が厚く、学園から提供された槍、杖、弓の3段階に変形する専用魔法具『ヴァリアブルケイン』を駆使する。
リベンジマジックは相手をしばらく自動追尾した後に、光の柱を出現させる『FANTASISTA』
ストイ
前作にも登場した気分屋な妖精の少女。人間族に興味津々で、人間と割とよく話している。
これは魔物族ではかなり異端な行動ではあるのだが、本人にとってはどうでもいいことらしい。
それにしても、なぜオールド諸島にいるはずの彼女がリアーナにいるのだろうか?
リベンジマジックは『アッパートルネード』の強化版、『HYPER UPPER TORNADO!!』
ブラッド
前作にも登場した、裏の世界の情報屋。
何者かの依頼でオールド諸島から遠征、ある事ない事を吹聴しまわっては周辺諸国を撹乱しているらしい。
髪型こそ変わっているが、その赤いメッシュやチャクラムを駆使する姿は健在。
リベンジマジックは空中にばら撒いたチャクラムを、高速で相手に飛ばす『STAR DUST RING!!』
因みに、ルナティックとそれ以外のモードでは挙動が少し違うとか。
ペルーサ
ゴーレム系の魔物とのハーフである獣人族。
その生まれ持った卓越したパワーとスピードを駆使しては『最強の獣人族』を名乗っており、実際にヴェーリーやハルバート等、戦いのエキスパートとの知り合いが多い。
しかし、その強さに酔っているため、傲慢でわがままな最悪な性格。
リベンジマジックは空中に舞い上がった後に、相手めがけて急降下から衝撃波を放つ『FINAL EVOLUTION!!』。
リベンジマジック時の姿は通常の姿から大きく変化&変形するため、とてもロマンに溢れている。
フランツァ
コルダティア大陸にその名を轟かせるゲルマ帝国の第五次皇帝。
パペルネ、アル
今作では集めたトレースを交換するショップにて登場する。
パペルネはステータス強化や救済処置等を、アルは冒険を有利に進めるマジックアイテム等を取り扱っている。