概要
エイボンの書の目次が生み出した偶像の人間。色黒の長身の青年で、腕に動くミミズの入れ墨をしている。性格、能力などはエイボンの書に書かれた「七つの章」に由来する。その目的はエイボンの意志であるようだが、詳細は不明。
「強欲」のノア
「この世の全てを収集する」と豪語する強欲なコレクター。腰に携えた「エイボンの書」を以てあらゆるものを「収奪」し、自分以外の命の存在を自分のコレクションとしか考えていない冷酷非道な性格。
「全てを手に入れる」とは言っても興味のないものは見逃す、もしくは跡形もなく粉砕する。本人曰く「すべてを収集できそうな響きを持つ」『エイボン』と名乗ってアラクネの計画に全面的に協力していたが、独自に行動を開始。モスキートを殺害し、その場に居合わせたキッドとBREWを収奪した。現在はキッドとBREWを「所持」したまま逃亡。
自身は戦わないが、手にするエイボンの書から、過去に「コレクト」したあらゆる化け物を無数に繰り出し、使役する。作中に登場したものは女神像が付いた巨大な壁「誘惑の暗礁(セイレーン)」、あらゆるものを食う蛇「マンティコア」、顔に「G」と書かれた小鬼「グレムリン」、巨大な「巨人の剃刀」、狼の頭を持つ蛇「オルトロス」、ミケランジェロ製作「ダヴィデ像」、一つ目の巨人「サイクロプス」、墓場を背負う巨大な化け物「ホラードラゴン」。
アジトに乗り込んできた死武専の職人とデスサイズスの前に立ちふさがり、テスカ・トリポカ(偽物)を殺害。ジャスティンと共に死武専を圧倒するが、復活したキッドを加えたスパルトイに阻まれる。最終兵器「ホラードラゴン」を繰り出して戦うが、キッドの「親の七光り」をまともに食らい、「ホラードラゴン」もろとも跡形もなく消滅した。
「憤怒」のノア
凶悪な人相をしたノア。肉付きの良い身体をしており、好戦的な性格。