概要
魚食とは、主に魚の肉を食べる動物の事。イルカやアシカなど、海洋動物に多く見られる。発展形として、シロナガスクジラやジンベエザメのようなプランクトンを食べるプランクトン食がある。
絶滅した動物においてはスピノサウルスの例が有名。バリオニクスなどの胃の容積物から魚の骨やイグアノドンの幼体の化石などが見つかることから、ワニのように半水生で魚から大型恐竜、翼竜まで水陸問わず捕食するとされる。
またデイノケイルスに関しても胃石が見つかっていることから基本は植物食だが、魚の骨が見つかったことから魚食の側面もあったとされ、ヒグマのように水面をひっかいて魚を食べることや、水草を食べる際に甲殻類などを同時に食べることもあったとされる。