プロフィール
リングネーム | |
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キャッチフレーズ | “災厄の血族” |
本名 | 麗 雫 |
出身地 | 滋賀県甲賀市 |
誕生日 | 6月12日 |
身長 | 162cm |
属性 | クール |
体格 | ヘビー |
必殺技 | フィンタ・デ・レギレテ式両足顔面蹴り→メテオ・クライ |
作家 | POP |
CV | 斎藤千和 |
概要
私の名前は麗雫。運命に導かれてリングに上がる者。私の目的は前世の因縁を、今世でつけること。そいつは今、女子プロレス界にいるという…………誰、厨二病とか言う人は?本当よ。こ、この耳だって作り物じゃないから。本当だから!
東女正規軍のディスティニーに所属するレスラーでキャッチフレーズは災厄の血族。
2014年6月26日の防衛戦でスパイダー菊池を破り、ゲーム中としては三代目のチャンピオンとなった。その後、5度に渡って王座防衛に成功している。
略歴
デビューから「ディスティニー結成」
デビューは2006年。同期はホワイトフェイス、鋼忍、シュバルツ・ネーベル、パペット夢原、霧島梨花と曲者揃い。
その中にあっても(冒頭の自己紹介の台詞で分かるとおり)強烈な厨二病キャラであった彼女はかなり浮いた存在であった。(夜な夜な屋根に上がってるイタい子、などと言われたりしていた)
実力はそれなりであったらしく、「全力出したら凄いかも四天王」としてパペット夢原、リトル・ラナ、豪徳寺伊吹と並んで名を挙げられることもあったが、よく言えば派閥に馴染まない、有り体に言ってしまえばぼっちであった彼女は「本気を出」すこともなくずっと無所属であった。
が、そんな彼女に転機が訪れる。
なめこぐるみこと榎木くるみの派閥立ち上げへの勧誘である。(しょうもない甘言につられて)ラナと共に結成した派閥、「ディスティニー」であったが、これが文字通り彼女の運命を変えるものとなった。
当初は「有力者にひっついて楽したい」という程度で派閥を立ち上げた榎木であったが、交流を続けていくうちに仲間と居場所であるディスティニーが大切なものになっていく。そしてそれは麗も同じであった。チェルシー森近、沓沢真生を加えたディスティニーのチームの絆は確固としたものになったのだが、そこに更に大きい事件が舞い込む。
新王者
榎木が会社から「なめこ禁止令」を出されたのである。
結局、コラボ企画の頓挫を経て榎木はなめこぐるみに戻るのだが、これが麗に「チームに箔をつける」ことへの発憤を促し、彼女はマーズ野々村の誘いに乗り、当時「絶対王者」神崎玲子を打ち倒し、滝沢泉相手に防衛も果たした新王者、スパイダー菊池の一日三連戦で行う防衛戦、その初戦の対戦相手に名乗りを挙げたのだ。
そして、誰も予測もつかなかったことが起きる。普通に考えれば王者の強さを見せつけ、場を盛り上げる為の生け贄である三連戦初戦の相手。そうであったはずの麗が見事菊池からフォールを奪い、新王者となった。
現在
その後、マーズ野々村、ヴァンプ鈴森と立て続けに防衛に成功。
それでもまだ麗が王座に相応しいかは懐疑的な視線も多かったが、三度目の防衛戦の相手として東女の看板とも言うべきソニックキャットを打ち倒したことで王者の地位を不動のものとする。
2015年には新しい挑戦者を決める目的もあり、タッグマッチトーナメントでラナに組み出場。友野なるみ+ロイド・ガッシュのコンビに敗れ、その遺恨から友野と防衛戦を行うことになるが、シングルの対戦では友野相手に完勝、格の違いを見せつけた。
そして、南城蛍の防衛にも成功し、次の防衛戦でスパイダー菊池との再戦を行うこととなる。
厨二病、その遍歴
カードキャラとして発する台詞は冒頭の台詞を始め、見事なまでに厨二病にどっぷりである。
新人の頃はそこまででもなかったらしいのだが(ホワイトフェイス曰く「あそこまでガチになったのは同室時代に自分が手品を見せながら色々吹き込んだせいかもしれない」)、その後は順調(?)に厨二病をこじらせて行ったらしく、
・夜な夜な屋根に上がって一人で佇んでいた
・道場の隅で一人で何かやっていたので様子を見に行ったら「闇の力が云々」とワケの分からないことを言い出した(by日高舜)
・雑誌の取材に対し「設定」を延々と語った
などなど、数々の「イタい」言動がストーリー中でも断片的に語られており、実際ディスティニー結成以前の数少ない出番でも、その発言内容は中々なものであった。
……のだが、ディスティニー加入後からは段々と厨二病的発言は鳴りを顰め、雑誌の取材時にかつての「設定」について聞かれると全力で明後日の方向に目をそらしたり、寮の引っ越し時にはディスティニーのメンバーと同室になりたいとだだをこねた時に「こんな厨二病の女……一人暮らしさせておくと……ほら、危ない」と自虐的な発言をしたり、ヴァンプ鈴森戦前のコメントでは「私はもう厨二病を卒業しかけている」と言うなど、自覚的に飲み込もうとしてる節が見て取れていた。そして現在では殆どその手の発言は見受けられない。
……とはいえあくまで「公の場では」見受けられないだけで基本的な嗜好はあまり変わっていないらしく、独り言で「ここが特異点か」とか言ったり、内心では仲間のことを「魂を繋ぎし仲間(ソウルメイト)」と読んだりしているのだが。
2015年11月に登場した2ndではチャンピオンになった後、大分厨二病が治まった後の彼女の姿が描かれている。
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