ソニックキャット
そにっくきゃっと
「うきゅ♪ あたしの名前はソニックキャット。プロレスラーもやってる正義の味方! 「音速ヒロイン」とも呼ばれているんだお。所属は東京女子プロレス正規軍、ソニックファミリー! アクセル全開! この世の悪はゆるさない! ソニックキャットは、今日も愛と勇気と平和のためにリングで戦うのさね!」
リング☆ドリームシリーズの起源であり、作品を象徴するレスラー。モデルレスラーは獣神サンダー・ライガー。
幼い頃からヒーロー好きで、「ヒーローとして悪者を倒すために」体を鍛えるようになり、プロレスラーとしての素質を開花させた。
「ソニックキャット」というリングネームは、アニメとのタイアップによるもの。
いつも正義のヒロインとして振舞っており、「うきゅ」とか言ったり、語尾に「~だぉ」「~さね」と付ける、独特の喋る方をする。それがヒロインソニックキャットとしての演技なのか、結城みかとしての素の姿なのかはもはやわからない。
大食いキャラであり、ヒロインとしての活動の傍ら、全国の大食い賞金メニューの制覇を目指している。
ちなみに、出身であるアンドロメダ銀河とは「遠いけど京王線に乗って帰れる場所」らしい。もっとも、彼女は「京王線の正体は銀河鉄道である」と主張しているが。
レッスルエンジェルスシリーズにもゲスト参戦しており、「レッスルエンジェルスサバイバー愛」から登場。同シリーズのゲームでは強キャラに属し、ジュニアのみならずヘビーの階級でもタイトル最前線をはれるほど。そのキャラ性と強さから、高い人気を誇る。
ベストパートナーはディアナ・ライアルであり、公式でも特に仲のいいパートナー同士として扱われている。
ブラウザゲーム版リング☆ドリームにも当然、参戦。同ゲームの初期OPなどではセンターを飾るなど主役格キャラ。東女の正規軍No.3にしてソニック・ファミリーのリーダーである。ヒール軍団である凶獣にはライバルキャラのソニック・ナイトがいる。また正規軍とヒールに分かれてはいるが同期のアントラー山口とは仲が良い。
滝沢泉曰く「同期の中では一番のミソッカス」であったのだが、「西川(ラスカル)が苦手だったのはへこたれないバカ」と言われた根性でもって現在の位置まで成り上がった。
山口との挑戦者決定戦を経て、麗雫に対する「刺客」として挑むも敗北。直後にディアナの妹であるエリス・ライアルの面倒を見る為に日本を離れたことで、現在は第一線から退いている。
リング☆ドリームのブラゲ版と同じ提供元のメタルサーガニューフロンティアにヴァンプ鈴森と共に期間限定賞金首としてゲスト出演した事もある。
この時はドロップアイテムを集めて防具(と言う名のコスプレアイテム)を合成できた。
初出となるリングドリーム・カードゲームの頃はかなりマトモ(と言うか普通)な性格であり、遊び方を説明するリプレイ内において「ハプニング・コスチュームが脱げた」(要は「一回休み」カード)を引いてしまったのだが、ゲームの解説を兼ねた田中えり子のコラムにて、えり子が「お仲間ですね」と声をかけたところ(彼女もこのカードを引いた)「タンコブが1ダース出来るほど殴られた」「格好のわりに冗談が通じない」と述懐している。
現在の性格になったのはガープス化の際に「彼女の要素を他のレスラーに移したから」との事。
ちなみに判明しているだけで「威圧感」(日高舜)、「怖さ」(スパイダー菊池)、「心くばり」(ディアナ・ライアル)、「世間の常識」(アントラー山口)、「寡黙さ」(滝沢泉)がそれぞれのレスラーに移っている。なお「本能」は残ったらしい。
ただカードゲームのキャラクター説明には「趣味は少女漫画で、彼女の自室はもう、乙女チック一色」と現在に繋がる要素はあった。
GURPS版の設定によると、ヒーローと同じくらいぬいぐるみや少女漫画が大好きで、部屋は度胸試しが行われる様な恐ろしいレベルでメルヘン一色。部屋ではうさちゃんパジャマを愛用している。
レスラーとしては、第三次女子プロレスブームの中心人物。デビュー2年目の時、『機獣メカ』シルバーパンサー(後のラスカル・アトミコ)のライバル的存在としてソニックキャットに変身した。また、凶獣にはライバルレスラーとしてサタン皆口がいる。
主なフィニッシャーはプラズマソニックボム、シューティングスタープレス、掌打、浴びせ蹴り、フィッシャーマンズバスター、フランケンシュタイナー等。スタイルは空中殺法主体のライガーという感じで、相手に合わせてラフ殺法もシュートもこなす。
正規軍No.3として最大派閥「ソニックファミリー」を率いているが、来るもの拒まず去る者追わずで組織としてはかなりいいかげん。メンバーはすなわちソニの世話係でもあり、ソニに振り回され続ける。特に彼女を恩人と慕うディアナ・ライアルにかかる負担が大きい(ディアナ自身はそれを喜んでいるので、全く問題はないのだが)。
致命的な地頭の悪さ(知力8)を抱える、自他ともに認めるおバカ。一方でレスラーとしては決してバカではなく、スランプに陥った後輩レスラーに立ち直るきっかけを与えることに長けている。
リプレイ第2部でPCとなったが特に目立った動きはしておらず、滝沢と共に神崎への関門として挑戦者の前に立ちはだかった。
コンプRPGでの連載終了後、ディアナとタッグ王座を奪取するが、防衛戦で負傷、長期離脱。復帰後に本名の「結城みか」に回帰して無差別級シングル王座を狙いに行ったが、神崎の引退興行で一夜限りのソニック復帰を果たしたその日に妊娠が発覚、引退…という衝撃の展開が待っていた。ちなみに、でいしろう氏がソニの娘のイラストを公開している。
なおソニックキャットの封印に合わせ、赤津ちかがキャラクターレスラー「マジカル・ドルフィン」に変身した。
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