小雨大豆の妖怪漫画「月歌の始まり」へ登場する女巨人型の式神・黄桃御膳(おうとうごぜん)にある表記ゆれ。
初登場では「黄桃御膳」と明記されていたが、物語の途中からは「黄桃御前」と表記されている・・・というより、彼女の姿・性格などを称するに改善した名称なのかもしれない。
御前(おまえ・みまえ・ごぜん)とは―
- 神仏・貴人の前を敬って言う呼称。
- 貴人の面前・座前を敬って言う語。「―試合」
- 相手に対する呼びかけの敬称。
という意味があり、気品ある女武人の姿をした黄桃御膳から、同様の意味合いがある御膳(ごぜん)よりも最適化して≪黄桃御膳 ⇒ 黄桃御前≫へ変換したのかもしれない。
なお、作者・小雨大豆の創作物には、初登場と再登場で名前などが異なる事はよくあること(※お察しください)。