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センシティブな作品

CV:篠原侑

概要

舞台の漁村にある海野高校の3年生で「ていぼう部」の部長を務める。基本ぼーっとしている上、グータラ者。部室ではものすごくだらしない態度を取る。

だが釣りに関してはかなりの知識と知恵を持っており、それを伝授するのがうまい。

また、タコ振り回されていた鶴木陽渚を、舌先三寸で丸め込んで、高校入学前なのにていぼう部に入部させてしまうという、とんでもないことをしでかしている。

陽渚と夏海に糸がからまったハンドルを「(新入生歓迎の)ていぼう部の伝統」とだましてほどかせ、一年前に同じ目にあった大野先輩に「そんな伝統ない」と怒らせている。

帆高夏海とは小、中、高一緒で懇意。

方言女子。特に、ツッコミに対して「せからしか」(うるさい)を多用する。

完全に左利きで、竿やリールの持ち方(右ハンドル。通常ハンドルは逆手で巻く)の他、箸やハサミを持つ手も左である。絵を描く際は注意されたし。

所作以外に服装のセンスもおっさん臭く、男物のヤッケを愛用している。また、部活動時は基本的に素足にサンダル。ほかにも、曲げわっぱ日の丸弁当を入れてくる女子高生にあるまじき感覚を、夏海に「昭和のオヤジかな?」とツッコまれていたりもする。

少々(?)狡猾な面があるため、夏海や小谷さやかから女狐呼ばわりされることがあり、悪巧みをする際に(漫画的表現として)キツネの耳としっぽが生える。

また、同級生の手芸部部長・手塚巌に陽渚が作ったマスコット4つを1個¥800、計¥3.200で売り払い、手塚から陽渚を紹介するよう頼まれ、「あ~聞いてみるわ~」とあいまいに答えている。

11巻でそれなりに大きい家に暮らしていることが判明、ケープタウンに寄港している兄にによると、悠希には遠洋漁業の漁船に乗り組んでいる父と兄がいるらしい。

(過去回想時の年齢と車種から察するに)海野高校の校則でバイク免許を取ることは禁止されているため、学校にはさやか先生が、悠希の家庭事情を理由に校長にかけあって自動二輪免許を取得したらしい。前述の手塚は悠希がバイク免許を取っていることを「校則違反」とたしなめているが、このときも悠希は「あたしはよかとたい」とあいまいに答えている。兄のバイクを借りて乗ったことがあり、整備もある程度自分で行っている。

バイクに詳しい読者によれば、「SYMウルフクラシック125」という車種とのこと。

高校を卒業したら小型船舶免許を取ることを目指していることが11巻で明かされた。

余談

放課後ていぼう日誌」のアニメ化に当たっては、熊本県南部の漁村にわざわざロケハンに行ったそうであるが、偶然なのかどうかは不明だが、中の人はガチで熊本県出身者だったりする(方言を話すキャラクターの場合、その地方出身の声優が起用されることはよくある事である)。

「放課後ていぼう日誌」には他に熊本県出身の千葉繁青山吉能がゲスト出演している。

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