声-川井田夏海(かわいだ・なつみ)
概要
鶴木陽渚が引っ越してきた漁村に住む、陽渚と同学年(ちなみに高校1年生)のボーイッシュな少女。また、陽渚の小学校時代の友達でもあった。少なくとも小学生時代からつづく「でこしっぽ」と自称する髪型が特徴。
夏海は陽渚のことを覚えていたが、陽渚は夏海のことを忘れており、思い出すのに暫くかかった。
コミュ障気味な陽渚とはまるで逆の、脳天気な野生児。ていぼう部部長の黒岩悠希とは小学、中学、高校一緒でていぼう部でも無意識に「悠姉」と呼ぶほど仲がいい。入学早々にていぼう部に入部したのも、どうやらそのためらしい。
部でも随一のアウトドア派なため、夏場はかなり日焼けして黒くなる。小学生時代の日焼けの印象が強すぎたせいで、春の再会時にはトレードマークの「でこしっぽ」を思い出すまで夏海だと陽渚が気づかなかったほど。
過去に2回釣ったシーバスの手応えが忘れられず、シーバス釣りに執念を燃やしている。
一見、ただの野生児だがとても学力が高く、中学時代は常に成績一桁内、高校の初中間テストでは平均90点を超えていた。
裸眼に見えるが実はコンタクトレンズを着用しており、家では「楽だから」という理由で眼鏡をかけている。
家は洋食屋で、単行本3巻・アニメ7話時点で母親(CV:早水リサ)が登場済み。台詞で語られただけだが、中学生と思われる弟がおり、勉強部屋もいっしょの模様。
猫グッズが好きなようで、猫顔の髪留め、猫柄のシャツとパンツを愛用している(ただし、パンツは黒岩と大野の台詞で柄が窺えるだけで、読者や視聴者からは見えない)。
じつは陽渚のトラウマの元凶。
陽渚が動物嫌いなのは、夏海が昔飼っていた犬と猫に引っかかれて怪我をしたためで、カナヅチなのも、幼い頃に海で遊んでいた時、夏海がビニールいかだから飛び込んだ際に海に落ちてしまったのが原因だった。
このことは陽渚は全く覚えておらず、夏海も釣り合宿で思い出すまですっかり忘れていた(夏海本人は思い出した際、「トラウマ製造機か、あたしは…」と青ざめていた)が、合宿最終日に謝って、許して貰った。
演者と名前がまるっきり同じである。