声-明坂聡美
概要
鶴木陽渚が入学した、漁村にある海野高校の2年生。長身なうえ、たいそう立派なものをお持ち。本人はこれらの事をかなり気にしており、ていぼう部の面々と共に大規模な釣具店(フィッシングショップ)に出向いた際、「私に合う(女性もののフィッシング)ウェアがない」と嘆いた(のはよかったのだが、帆高夏海や陽渚から「立派なもの持ってるからな。贅沢な悩みですこと」(要約)ととられてしまったたため、「身長の事でだよ!!」(要約)と逆ギレした)。常に眼鏡をかけている上、やや寡黙なところがあるため、長身な事と併せて、何とも近寄りがたいオーラを放つ。ただし、釣りや魚について人に説明しようとすると普段の寡黙さが嘘のように饒舌になる。
先述の通りていぼう部の一員であり、いい加減すぎる部長に突っ込みを入れる事が出来る位の真人間。ていぼう部外での人望も厚いようで、役職は不明だが1年生の頃から生徒会役員も務めており、夏海からは後述する弱点も含めて完璧と称されている。
魚屋の娘だからか、釣りの腕前ばかりか魚料理の腕前もなかなかのもの。ただ、専門用語を多用するという悪癖があるため初心者に釣りのノウハウを教えるのは下手。
ていぼう部での活動の際は常にライフジャケットを着用しているが、これは海に関わる部活に所属する人間にとってはある意味致命傷になりかねないハンデを抱えているため。また、フィッシングウェア代用の一面もある。
なお、ハンデを抱えてしまった原因は、幼少のみぎりに父親と釣りに出掛けたのはよかったが、夢中になりすぎて海に転落、溺れてしまったトラウマによるもの。そしてライフジャケットも欠かせなくなっている。
また、そのハンデゆえに水難訓練すら及び腰になる有様で、挙げ句の果てには部長から「大きい浮き袋2つも付いているから溺れる訳がないだろう(要約)」とひどいことを言われた。
将来は水産海洋学の道に進もうと考えている。ウオ君のファン。
原作では、基本的に彼女の台詞の最後には「…(三点リーダー)」がひとつ入る(感嘆符が付く場合は「…!」)。アニメから入った人は、台詞を書く際ここに気をつけると良いかもしれない。
タグに関して
『ハイスコアガール』の同名の人物がいる為、向こうは大野真で通じるが、こちらのタグに関してはマイナス検索の観点から「大野真(放課後ていぼう日誌)」を推奨の事。
なお、これとは別に「大野先輩」というタグも用いられている。