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黒狼

こくろう

黒狼とは彩雲国物語に登場する役職名。先王に仕えた暗殺集団「風の狼」の首領。
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概要編集

彩雲国物語に登場する、先王紫戩華の下で力を振るった暗殺集団「風の狼」の首領の呼び名。

風の狼は先王と霄大師、黒狼の命にのみ従う。

風の狼自体は本編の約二十年前に解散したものの二代目のキャラの正体ゆえ、本編でも元風の狼のメンバーが暗躍している。



先代黒狼編集


「いつか誰かが、綺麗事をまっすぐに貫き通す、そんな日を見たいと思うよ」


初代黒狼。少女の頃から兇手となり、鬼姫と呼ばれた。旺季の姉。

先王と国のため手を汚し続けた。

二代目の数少ない理解者であり最期まで案じていた。

二代目曰く、優しい女性であり、戦のない時代を望む人物であったが誰よりも多くの人を殺さなくてはならなかった。

「誰かが誰かを殺さなくてもすむ時代をいちばん望んでいたひとが、誰よりも血にまみれて人を殺した。」と称された。


薔薇姫暗殺に失敗し、標家にてその命を落とす。

先王の思い人であり先代黒狼の死後、先王は先代との約束を果たすために生きた。

二代目黒狼 ※ネタバレ注意編集

つべこべ言うなキリキリ働け

その正体は紅邵可であり、黒狼以前の「風の狼」での呼び名は魁斗。

物心つく前から紅家の長子として権力闘争を見続けてきた。

弟達の命を守るため先王の元へ行き、後継に選ばれた。先代黒狼のもと、師事を受ける。先代を慕っていた。

先代黒狼の死後、大叔母である紅玉環を殺害し黒狼に就任する。

「必要な人物を必要なだけ殺して治世を安定させ」た。


先代の復讐のため薔薇姫暗殺に赴いた際に薔薇姫へ恋をし、薔薇姫は紅薔君と名を改め結婚する。後に紅秀麗が産まれる。

また、余談であるが大叔母を暗殺した際に奏でた琵琶の音を聞き、琵琶を弾くのを止めた。

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