気の強い女子(おなご)はやっぱこう・・・ええよのう!!👺
👺概要
最高位。生え抜き(神佑地で生まれた土地神)。
烏森近辺で一番の霊山と言われる会羽山(あいばさん)の土地神で大天狗。
普段は怒りっぽいが酒を飲むと上機嫌になる。
かなりの高齢であるが人間の女性にばかり興味を示しており、世継ぎを作れないでいる。
人間に化けると、邪念が多すぎるためかハゲ親父になってしまう。
気に入っていた女性はアメリカからの留学生・サンディー・ブラックマン(18歳)。
しかし、彼女からはストーカーと思われていた。そしてそのことにショックを受け、見た目をよくすればいい(若返ればいい)と紫堂(しどう)に言いくるめられて、山籠もりをして飛丸(とびまる)が誕生した。
烏森近辺で一番の霊山と言われる会羽山(あいばさん)の土地神を務めている大天狗。
非常に強力な力を持ち、墨村良守は、黒雲斎(こくうんさい)を一目見るなりまったく歯が立たないと思いこむほど。
家臣の烏天狗からは、山籠もりをして世継ぎを残す事を勧められているが、黒雲斎(こくうんさい)本人は女性を追いかける事に夢中で、まったく山籠もりをする気がない。
そのため、紫堂(しどう)の依頼によって現れた墨村良守の結界術で拘束されてしまう。しかし、すぐに拘束を無理やり解除して、現在お気に入りであるサンディー・ブラックマンのもとに向かってしまう。
しかしサンディーからは、ストーカーと認識されてしまっており、それに気づくと涙ながらに彼女のもとを立ち去った。
人間に化ける事が可能だが、あまりに雑念が多すぎるため、紫堂(しどう)と比較すると可哀想になるくらいの、小汚い外見になってしまう。
そして、サンディーと同行していた紫堂(しどう)から、慰めの言葉を掛けられつつも、うまい具合に山籠もりをするよう誘導されて、そのまま世継ぎを残すための山籠もりに入った。
世継ぎは妖力を集中させる事によって、本体から分裂する形で生まれるが、その時に念じた思いが強く反映される。そのため、できるだけ雑念を込めずに集中する必要があるが、
山籠もり中に偶然雪村時音が会羽山(あいばさん)に訪れたため、それを感知した黒雲斎(こくうんさい)から一気に雑念が生まれ、その結果、生まれた飛丸(とびまる)に女好きを継承してしまう。
そして飛丸(とびまる)の誕生を祝う宴を催し、墨村良守の式神で再現したカーニバルを楽しんで、大満足していた。
パーフェクトでしたよ 良守殿👍by紫堂(しどう)
👺会羽山(あいばさん)の大天狗黒雲斎(こくうんさい)(第14巻/第7巻)
墨村家に、会羽山(あいばさん)からやって来たという烏天狗の紫堂(しどう)が訪れる。
紫堂(しどう)は、会羽山(あいばさん)の土地神であり、紫堂(しどう)自身の主人でもある大天狗黒雲斎(こくうんさい)に、世継ぎとなる分身を生み出すために山籠もりをしてほしいと常々思っているのだが、肝心の黒雲斎(こくうんさい)は、人間の女性にうつつを抜かしており、このままでは山籠もりどころではないという。
そこで紫堂(しどう)は、結界師である墨村良守に、結界術を使って黒雲斎(こくうんさい)を会羽山(あいばさん)に拘束してほしいと頼み込む。烏森を封印する方法を求める墨村良守は、黒雲斎(こくうんさい)に情報を得るためにこれを承諾し、紫堂(しどう)に連れられて会羽山(あいばさん)へと向かう。
しかし、実際に対面した黒雲斎(こくうんさい)は、墨村良守の数百倍の巨体から凄まじい威圧感を放っており、いつも強気なはずの墨村良守すら、無理だと言い切り依頼を放棄しようとする。これに対して紫堂(しどう)は、墨村良守を客人とみるか侵入者と見るかは黒雲斎(こくうんさい)次第と半ば脅してくる。
墨村良守は、恐る恐るながらうまく話を合わせつつ、会羽山(あいばさん)の烏天狗の力を借りる事で巨大な結界を形成し、何とか黒雲斎(こくうんさい)を封じる事に成功する。墨村良守はさらに、黒雲斎(こくうんさい)が夢中になっているという女性サンディー・ブラックマンに魔よけをかける事で、黒雲斎(こくうんさい)が近寄れなくするように頼まれる。
墨村良守はサンディーを発見するが、満足に事情を説明できず、仕方なく紫堂(しどう)が人間に変化して(かなりの男前)説明を行う。幸い、飲み込みが早いサンディーは、紫堂(しどう)の言葉を全面的に信用するが、そこに結界を破った黒雲斎(こくうんさい)が、人間の姿で現れる。
しかしサンディーは、黒雲斎(こくうんさい)を自身に付きまとっているストーカーだと弾劾し、その言葉にショックを受けた黒雲斎(こくうんさい)はその場から逃げ去ってしまう。
墨村良守は何とか黒雲斎(こくうんさい)を慰めようとするが、サンディーと話を着けた紫堂(しどう)が、女性に怖がられるのは現在の見た目が原因で、若返るために山籠もりをするべきだと主張し、黒雲斎(こくうんさい)もあっさりとそれを受け入れ、事態は解決する。
結局墨村良守は大して役に立たなかったものの、依頼を完遂した事になり、紫堂(しどう)から烏(カラス)を呼び寄せる黒い羽をプレゼントされたのだった。
🌋飛丸(とびまる)誕生(第19巻/第10巻)
墨村良守と影宮閃は、烏森を取り巻く状況が悪化しつつある事を懸念しつつも、どう動けばいいのか決められずにいた。とりわけ影宮閃は、サキから読み取ったイメージを他言する事を禁じられていた事もあり、今後どういった事態が訪れるのか、独り不安を抱えていた。
そんな中、墨村良守はほかの神佑地からアドバイスを受ける事を提案。かつて依頼を受けた紫堂(しどう)から受け取った黒い羽を使う事で、カラス(隻眼(せきがん)の銀次(ぎんじ))の力を借りて紫堂(しどう)の部下である烏天狗達(灰沢(はいざわ)・灰川(はいかわ))の協力を取りつけ、影宮閃と雪村時音を伴い、紫堂(しどう)や大天狗黒雲斎(こくうんさい)が管理している神佑地である会羽山(あいばさん)を訪問する。
その頃、会羽山(あいばさん)では、黒雲斎(こくうんさい)が世継ぎを生み出すための山籠もりに入っていた。しかし、女性である雪村時音が会羽山(あいばさん)に進入したために、それを感知した黒雲斎(こくうんさい)の煩悩が暴走した事で巨大な風を巻き起こし、天狗達が暮らす屋敷に甚大な被害を与えてしまう。
来て早々に大災害に見舞われて、良守達はもちろん、彼らを招いた烏天狗達や紫堂(しどう)も混乱の極みに陥るが、その煩悩によって世継ぎを生み出す過程が大幅に短縮され、黒雲斎(こくうんさい)の世継ぎである飛丸(とびまる)がここに誕生する。(ちなみに黒雲斎(こくうんさい)同様女好きになってしまう)
飛丸(とびまる)を伴って屋敷に戻って来た黒雲斎(こくうんさい)は、飛丸(とびまる)の誕生を祝うパーティの開催を宣言し、良守達を強引に参加させる。良守達はその中で黒雲斎(こくうんさい)と飛丸(とびまる)に振り回され、アドバイスを受けるどころではなくなってしまう。
🌋飛丸(とびまる)のいたずら(おち)(第19巻/第10巻)
紫堂(しどう)からアドバイスを聞き終えておみやげをもらい会羽山(あいばさん)から帰る時に飛丸(とびまる)がおみやげにこっそりといたずらをしたせいで影宮閃と雪村時音は一時的に巨乳になるという散々な目にあってしまう。
👺大天狗黒雲斎(こくうんさい)
⛅大天狗黒雲斎(こくうんさい)が人間に化けた姿
🌋大天狗黒雲斎(こくうんさい)の跡継ぎ 飛丸(とびまる)
🪶烏天狗 紫堂(しどう)(かなりの男前)
🪶烏天狗達(灰沢(はいざわ)・灰川(はいかわ))
🪶カラス(隻眼(せきがん)の銀次(ぎんじ))
📖登場一覧(漫画)
田辺イエロウ『結界師』小学館〈少年サンデーコミックス〉
第14巻,第19巻
田辺イエロウ『結界師 完全版』小学館〈少年サンデーコミックススペシャル〉
第7巻,第10巻
田辺イエロウ『結界師 指南之書』小学館〈少年サンデーコミックススペシャル〉
(公式ファンブック)(第14巻の内容)
黒雲斎(こくうんさい)と紫堂(しどう)
💩余談
黒雲斎(こくうんさい)であって国民的アニメの某映画💩ではないので注意(実は名前も微妙に違う)