概要
この日は、誰もが例年と何ら変わりない、平穏なお正月だと思っていたのも束の間。
マグニチュード7.6、最大震度7。13年ぶりとなる大津波警報も発令された。
能登半島北部の奥能登地方を中心に被害は甚大で、家屋もビルも倒壊し、山々は崩れ、火災が発生してあたり一面を焼き尽くした。
死者は直接死だけで200人を超え、関連死も含めると400人以上にのぼった。
元々交通の便が良いとは言えない地理的環境であり、また余震も頻発したことから救援・救助活動は難航。
この年の元日は、史上最もあけましておめでたくないお正月となってしまった。
さらに翌日には、地震が引き金ともいえるさらなる悲劇が訪れた。