35歳
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さんじゅうごさい
出生から35年経過した年齢。
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すべて見る- よわい三十の魔法使いが語る
妖精が見えるよ
恵まれたものは悩み苦しみ。 恵まれなかったものは悩むことすらできず苦しみ続ける。 そんな世の中になってしまった。平和で幸福で全てが与えられた世界。 それが現代だ。 史上の幸福。 なんでもできる。なんでもできた。 いや、昔からなんでもできたが少し難しかった。 今はなんでもできる。君の僕の意思1つで全てが可能だ。 今は個人の力が史上最大まで高まり、全てが高速化し、あらゆる手段が実行可能なのだ。 隣の人は、政治家でありコメディアンであり軍人であり大富豪であり殺人鬼でありテロリストなのだ。 君は100歳まで生きられ、今日にでも殺され、明日の記事に乗り、騙し騙される。 色んなことを言ったが、妖精が見えるようになったボクが…孤独と不安と後悔がくっついてしまった鉛のように重い体にムチ打ちながら体を鍛え、経済活動に参加しながら倹約節約に励みお金を稼ぎ貯め、清潔感を保ちながら勉強し己を高め続ける…童貞のまま… …こんな愚行ってあるか?!とボクが語るだけのお話が!はーじまーるよー!884文字pixiv小説作品 - よわい三十の魔法使いが語る
最終回(第1話)
シミュレーション、訓練、予行、必要なことだ。いざってときに想定外です。できませんでした。では、許されないのだから。 でも、生きていれば、またチャンスはやってくる。童貞でも生きていればチャンスがやってくる。 みんな、ごめんな。俺はさきに行く。 予定だ。2,977文字pixiv小説作品