Microsoftから発売された児童用の3D動画制作ソフト。
概要
Windows95用ソフト。
映画館併設の映画スタジオで映画を撮る、というスタンスで簡単操作で3D動画を作成できるツール。
日本ではドラえもんのキャラクターの3Dモデルやボイスが入っている拡張キット「ドラえもんキャラクターキット」や、ソフト本体とドラえもん拡張キットの同梱版も販売された。
ちなみに、本家英語版においてはニコロデオンのキャラクターが収録されたバージョンが販売されていた。
英語版にはマリオのモデルが入っていたとする情報もあるが、非公式MODの可能性もあるため真偽不明。
このソフトは今では3dmm.comexitで無料配布されているが、現在は、3Dアニメーションの制作は後発の高機能ソフトに取って代わられている事や、現在のOSでは正常に動作させられないという事情から、このツールでの新作はあまり投稿されていない。
日本においてはこのツールで作成されたエルサゲートめいたドラえもん動画がニコニコ動画等に多数投稿されたことで知られている。詳細は蒼い悪魔を参照。
作り方
最初に撮影する舞台(3DCG空間)を選択し、カメラの位置を決める。
(カメラワークは最初から用意されている固定カメラ選択肢から選ぶ形式であり、好きな位置にカメラを設置したり、カメラが動く動画を作る事は出来ない)
そこに「タレント」と呼ばれている3Dモデルキャラクターを配置する。
そのタレントに歩く、走るなどの動作を選択し、3D空間上でドラッグすることで動かすと、その動きが動画として記録される。
コマを巻き戻して別のタレントを追加配置し、同じように動作を記録することで、同時に複数のタレントが動く映像が作れる。
そうして作られた映像にBGMや効果音を付け、複数の場面を作って繋ぎ合わせる事で、一つの動画が完成する。
キャラクター
- マグジー
日本版CV:龍田直樹
映画スタジオのオーナー?監督?
青い肌にカートゥーン的な造形が目立つ人物。ジェットコースターで出勤したり、スタジオ内を三輪車で移動してロープを結び付けた吸盤を使ってドアを開けたりするふざけた行動も見せるが、映画館の受付や売店で働いたり、タレント確保のために電話で交渉したりとハードに働く姿も見せる。
- メラニー
日本版CV:不明
カメラマン?の女性。チュートリアルも担当している。