概要
81式自走架柱橋は、陸上自衛隊の施設科が運用している野戦架橋機材である。
74式特大型トラックをがベースの輸送車両の荷台に架橋器材を搭載したもので、橋脚と橋桁がセットになった機材を後方に展開し、1両につき橋長10メートル、42トンまで通過可能な橋柱式橋梁を架設できる。6両が1組になっており、最大で60mの橋を構築する。
橋梁は74式戦車を通過させることができるが、より重量のある90式戦車などは重量オーバーで通過させられないこと、迅速にセットできないこと、損耗更新時期を迎えることから、後継の07式機動支援橋に更新が進んでいる。