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As_usual.

あずゆーじゅある

せがわ氏作成の短編フリーゲーム。2021年2月公開、続編は同年6月公開。
目次 [非表示]

「今日も、いつも通りに。」

「いつものことさ」


概要編集

せがわ氏によって制作・公開された短編フリーゲームで「As_usual.」は5作目、続編の「As_usual.-M08-」は6作目になる。ジャンルはノベルゲームだが人によっては鬱ゲーに入る事もある。「As_usual.」一本道でだいたい15分でクリア出来、続編の「-M08-」はエンディングが2つあり、その後おまけエピソードが見れる。


どちらも短いながらもせがワールド全開な内容にクリア後には魅了されることだろう。


As_usual.編集

丘の上にある小屋で住む主人公は亡くした妻子を弔いながらいつも通りの生活を送っていた。


日付の確認、顔や歯を洗う、妻子の写真を見る、食事をする、薬を飲む、洗濯をする、薪を割る等々…


そんな決まったローテーションで生活をしている中、主人公は「いつも通り」と自分に言い聞かせる様に呟きながら日々を過ごしており、外には生命の気配はなくいるのは鳥だけで毎日飛んでいた飛行機も不気味な雰囲気が漂っていた。そして1日が終わる度に部屋が何かに浸食されていき徐々に日常が「変化」して世界が非日常になっていく中、主人公はある現実を思い出していく。


ちなみに小屋に住み始めてから10日が過ぎておりプレイヤーは11日目から始める事になる。


続編で主人公の名前は「セドリック・ノーマン」と判明。


As_usual.-M08-編集

「M08」と呼ばれるシェルター跡地には女や子供、老人を含め15人ほどいるスラムにも似た場所でそこに住む「ニックス・ホワイト」は狂ってしまった世界で生きるために「狩場」を探していた。


そして新しい「狩場」として前作の主人公「セドリック・ノーマン」が住んでいる山小屋を発見し、セドリックの了承を経てそこで狩りを続けている内にニックスとセドリックは交流を持つ事になる。


ニックスは小屋で1人住んでいるセドリックをシェルターに来るように勧誘するが……


登場人物編集

きろ

  • 主人公(セドリック・ノーマン) ※画面右側

「As_usual.」の主人公で山小屋に暮らしている緑のマフラーをつけた男性。35歳。

何かに憑りつかれたかの様に日々の生活を送っていたが、続編ではニックスに小屋周辺を狩場として提供してから、彼の人生に関わっていくことになる、生気があまり感じられない。


  • ニックス・ホワイト ※画面左側

続編である「As_usual.-M08-」の主人公でシェルターM08の跡地で暮らす青年。23歳。

女子供、老人の多いメンバーの中で一番若くて働ける為、頼りにされており外の世界や周囲に起こる変化を「いつものことさ」と誤魔化しながら生きていたが、食糧不足解決の為に新しい「狩場」を探している時に山小屋に住む男セドリックと出会いにより、彼の人生に関わっていく。


  • リナ ※画面中央

「As_usual.-M08-」の登場キャラでシェルターM08で暮らす少女。8歳。

好奇心旺盛で外の世界に興味を持っており、ニックスを慕っており狩りに出掛ける時についていこうとする。


  • パーカーを着た男性

「As_usual.-M08-」の登場キャラで食料品の管理をしている。


  • 帽子をかぶった男性

「As_usual.-M08-」の登場キャラで忌避剤と言われている薬を作っている。


  • 緑の服を着ている女性

「As_usual.-M08-」の登場キャラで掃除や洗濯を担当しておりニックスに好意がある様子。


配布サイト編集

大音量の脅かし等はありませんが、わりとグロテスクな表現がある為ご注意ください

ふりーむ!


ニコニコゲームアツマール


関連イラスト編集

『As usual.(いつも通りに。)』センシティブな作品

无题ニクセド


関連タグ編集

フリーゲーム 鬱ゲー


表記ゆれ:Asusual. Asusual 投稿数はAsusualタグの方が多い。


せがわ氏作品

ミノニヨクシティEND_ROLLしらない星のあるきかたTOWER_of_HANOIAs_usual.As_usual.—M08-Type&Hope!!











これから先はネタバレがあります。


















































As_usual.

実はこの世界は肉塊の様な化け物に浸食されており、主人公は薬を飲んで幻覚を見る事でその現実から逃げており目を背けていた(ちなみにこの薬は肉塊除けにもなり彼が肉塊に襲われなかったのはこの薬のおかげである)。


この謎の肉塊は「有機物」「無機物」問わず、あらゆるものに寄生し宿主を食い散らかすように成長して行き、妻子は肉塊に浸食され生命を得た車に殺されていたのである。


妻は「お墓に埋めないで」「もし墓石が侵食され、それに食べられるくらいならあなたに食べられた方が良い」と子供は「化け物に食べられるくらいなら燃やして欲しい」と遺言を残した。主人公はその遺言に沿うように日々妻を食したり子供を燃やしたりして2人を弔っていた。


薬も残り僅かとなり、主人公は薬を飲むことを止めて現実を向き合う事を決意する所で物語は終了し続編の「As_usual.-M08-」に続くことになる。


As_usual.-M08-

狂ってしまった世界で食料である肉塊を狩る生活が続く中、丘の上の小屋で出会ったセドリックに「シェルター来ないか?」と説得を続けるニックスだが、セドリックは妻子の弔いのため丘から動かないとしない。狩りに来るたびに幾度となく説得を試みるが……


ED1:セドリックが肉塊となった小屋に襲われ左腕を失う事になり、ニックスは手当をしないと助からないと言うがそれでも動こうとしない。仕方なくニックスは明日も来ると言いシェルターに戻ろうとするその帰路の途中リナが肉塊に殺されているのを発見してしまう。彼女を弔うため、せめて眺めの良い場所で眠れるようにとセドリックの妻子が眠る丘の上に埋葬して欲しいと願う。


ニックスは「いつものことさ」と思ってしまうのは心が麻痺しているからだと感じ、弔う意味を再確認した。


次の日、丘の上には変わり果てたセドリックが姿がありニックスは落ちていた緑のマフラーを掛けてやり、それからは彼が死者を弔うために丘で祈りを捧げていた。


ED2:ニックスはセドリックの死を「いつものことさ」切り捨てる前に出来る事を模索して、何度も説得を重ねていたある日、セドリックは小屋に寄生していた肉塊に初めて襲われて無我夢中で逃げ延びた事を告げると肉塊に襲われたという事は奴らに餌だと認識され、薬や忌避剤が無いなら奴らに喰われるだけだとニックスは諭すがセドリックはこのまま死を受け入れようとする。


ニックスは自身の所有している銃を取り出し「自分を撃て、撃てないならシェルターに連れて行く」と命賭けの説得を試みるが、セドリックは「この銃で自害するかも」と言ったがニックスは「家族思いのお前が妻子の願いを蔑ろにするとは思わない」と否定する。


「何故こんな真似をするのか」とニックスに尋ねたら「「いつものことさ」と言って誰かを見捨てたくない、変わりたい」「自分勝手に誰かの人生を捻じ曲げようとしているのだから、自分の命ぐらい賭けないと」と答える。


説得に心を動かされたのかセドリックは妻子がいない世界を生きていくのが怖く動けないでいたが、2人に生かされていた事に気づく。


その時、リナの悲鳴が聞こえ駆けつけると肉塊に襲われていた。助けに行ったニックスだった武器が利かずに絶体絶命に陥ったが、セドリックの持っていた銃で肉塊を倒すことに成功。


セドリックは「妻子の願いの為にも変わりたい」と言い、3人でシェルターに戻ったのであった。


関連タグ

肉塊 カニバリズム ポストアポカリプス 鬱くしい

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