概要
デビューシングル『だからその手を離して』との同時発売となっている。
キャッチフレーズは「最先端から加速する。(空想の未来なら、いらない。)」。
CDジャケットには、白い背景の中央にB'zメンバーの写真と、その周囲に大きな文字で「B'z」と書かれており、また『'(アポストロフィ)』の中に発音記号で「BiːZ」と表記されている。
打ち込みをメインとしたデジタルな作風となっており、歌詞は英語の割合が多い。
メンバーが作詞・作曲をしていない曲がそれぞれ1曲ずつある。
これは2人が制作に限界を感じ他の人物に頼んだため。メンバーが初めて出会ったのは1988年5月であり、そのわずか4ヶ月後にメジャーデビューしたことも影響したのか、未だに本人たちは本作の完成度に満足しておらず、後に「完全に手探り状態だった」と語っている。
発売当時、ほとんど無名だったこともありオリコンアルバムランキング初登場は48位となっている。
収録楽曲
# | タイトル | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 「だからその手を離して」 | 3:49 | |
2 | 「Half Tone Lady」 | 3:36 | |
3 | 「ハートも濡れるナンバー〜stay tonight〜」 | 4:38 | |
4 | 「ゆうべのCrying〜This is my truth〜」 | 5:30 | |
5 | 「Nothing To Change」 | 4:36 | |
6 | 「孤独にDance in vain」 | 4:54 | |
7 | 「It's not a dream」 | 3:55 | |
8 | 「君を今抱きたい」 | 4:13 | |
9 | 「Fake Lips」 | 4:38 |
ライブ
本作発売に伴うライブ(CDショップ等を回るキャンペーン、リリースイベント除く)は開催されていない。
これは当時の松本の方針で「アルバムを2枚出す(自分たちで作った楽曲のみで構成する)まではライブはしない」という思いがあったためである。
翌年に行われた初のライブツアー『B'z LIVE-GYM #00 "OFF THE LOCK"』以降のライブで本作収録曲の殆どは披露されたが、「孤独にDance in vain」だけは2023年現在も一度も演奏されたことがない。
関連タグ
B'zのオリジナルアルバム年表
タイトル | 発売年 | |
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1st | 「B'z」 | 1988年 |
2nd | 「OFF THE LOCK」 | 1989年 |