概要
BAYONETTAシリーズの番外編に当たる作品でSwitch対応。2023年3月17日に発売された。
物語は絵本のように進むのが特徴。
今作は見習い魔女時代のセレッサ(ベヨネッタ)と悪魔にして相棒のチェシャと共に幻想的な森を舞台に、待ち受ける謎や仕掛け、そしておそろしい敵たちとの戦いをくぐり抜けて旅をすることになる。
あらすじ
そして少女は、魔女になった
いつしか「ベヨネッタ」と呼ばれる強い魔女が、まだセレッサという泣き虫の少女だったころ。
禁断の森に訪れた少女セレッサは、一匹の悪魔と出会います。
それは半人前の魔女と迷える悪魔が紡ぎ出す。
ベヨネッタの『はじまり』の物語です。
登場人物
今作の主人公にして見習い魔女だった頃のベヨネッタ。
恋に落ち、掟に背いた賢者と魔女の間に生まれた子であるため、まわりから「禁忌の子」と扱われている。深い闇の底に囚われた母を救うため、師匠モルガナのもとで魔女修行に明け暮れているが、ある日夢の中に現れた不思議な少年に誘われ、禁断の森に足を踏み入れる。
母が残してくれたネコのぬいぐるみ「チェシャ」を肌身離さず持ち歩いている。
セレッサの召喚術で人間界に呼び寄せられた悪魔。本来、悪魔は魔女の髪の毛を媒介にして顕現するが、術が未熟だったため彼女が持つぬいぐるみに乗り移る。
生まれたばかりの悪魔なので名を持たず、セレッサからぬいぐるみの名前で呼ばれる。
自身を魔界に返してもらうべく、渋々ながらも彼女と行動を共にする。
アヴァロンの森の入り口に建つ館でひっそりと暮らしている老練のはぐれ魔女。
身寄りのないセレッサを引き取ってくれた恩人であり、魔導術の師匠。
日々、セレッサに厳しくも愛情を持って指導している。並外れた魔導力を持ち、あらゆる魔導術に精通する実力者。
セレッサを森へと誘う 夢の少年(CV:村瀬歩)
セレッサの夢の中に現れ、禁じられたアヴァロンの森へ来るようにと訴えた神秘的な少年。
森へ立ち入った後もセレッサの前へ幻影のように時折姿を現す。
白銀の導き手 白いオオカミ
アヴァロンの森に住まう、美しい白銀の毛並みを持ったオオカミ。
セレッサの夢の中で告げられた「白いオオカミが導いてくれる」という言葉通り、森を彷徨うセレッサ達の前にまるで道案内をするかのように現れる。
本編クリア後に解放される登場人物
幼い頃のジャンヌ。本編クリア後に解放される付録『ジャンヌ外伝』の主人公。
正統な教えを受けて魔導術を学ぶ、魔女見習いの少女。不浄の子として蔑まれる同い年のセレッサに手を差し伸べ、良き遊び相手として互いに親交を深めていた。アヴァロンの森に忍び寄る“不審な影”の存在に気づき、危険な魔導術を使って森に侵入する。
今作の要素
セレッサの魔導術とチェシャの鋭い爪と牙で、互いの強みを発揮し協力することで手強い相手に立ち向かうことになっている。謎解き要素もあるので如何に両者を使役できるかをプレイヤーに問われる仕様になっている。
今作の舞台
アヴァロンの森
妖精が住まう森。
しかし妖精は森に迷い込んだ人間に洒落にならない悪戯をしたり、果てには命を吸い取ってしまうなど子どものような残忍な気質を持つために立ち入りを禁じられている。
しかしセレッサは夢の少年の言葉に従い、愛する母を救うための力を求めて森に立ち入る。