概要
『Bad Parenting』とは、2002 Studioから配信されたレトロ風ホラーゲーム。
直訳すると「劣悪な育児、悪い子育て」。
2024年に『Bad Parenting1: Mr. Red Face』が配信された。現在は2作目が制作中。
公式紹介文には90年代の漫画を参考にしていると書かれており、不気味で独特なキャラデザと雰囲気を持つ。
Bad Parenting1: Mr. Red Face
1作目。30分ほどの短編ホラーゲーム。235円。
家庭内暴力や子どもが酷い目に合うシーン、それらを想起させるシーンもあるため苦手な人は注意。
物語
Mr.レッドフェイスは大人が子供のしつけのために作られた架空のキャラクターである。
彼は深夜に現れ、行儀のいい子にプレゼントをあげるそうだ。
果たしてそんな単純なものだろうか?
登場人物
SON
本作の主人公。外見は鼻水を垂らした幼い男の子。本名は「RON」。
後述の夫婦の息子で、家庭環境はあまりよくないが両親のことを愛している。
自分の誕生日を祝ってもらうために母親の帰りを待っていたが忘れられており、代わりにMr.レッドフェイスの話を聞かされる。
DOLL
Mr.レッドフェイスから贈られた喋れる不思議な人形
主人公と名前や容姿が同じだが、首が緩んでいた(本人曰くMr.レッドフェイスのミスらしい)。
魔法を扱え、主人公と感覚と感情がリンクするようになっている。
MOM
主人公の母親。いつも夜遅くまで仕事をしている様子。
誕生日を忘れられて悲しむ息子に、よい子の誕生日には寝ている間にプレゼントを届けてくれるMr.レッドフェイスの話を言い聞かせて寝かせた。
DAD
主人公の父親。よく酒を飲んでいる。本名は「Bruce」。
帰宅が遅い妻を詰り、口論する。
悪い親としてMr.レッドフェイスに攫われたため、主人公はDOLLの力を借りて救いに向かう。
KID
主人公が父親を探す道中、クローゼットの中の不思議な空間にいた子供たち。
主人公と同じように自分の親を探しているらしい。