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saiko no gaiyo

海外のユーザーが制作したホラーゲーム。

プレイヤーは閉鎖空間となった夜の学校で、ヤンデレ(メンヘラ)女の「saiko chan」の猟奇的愛から逃げることになる。

2020年にGooglestoreからVe.1.0が配信。その後アップデートが数度行われており、Ver.1.5から追跡者のルーチンが超強化。Ver.2.0からはストーリーが断片的に挿入され、学校の構造もガラリと変わり、追跡者に更なる強化が施された他、難易度調整も実装された。

saiko no sutoka(さいこのすとか)と何故かローマ字のゲームタイトルとなっているが、これは「最高(saiko)のストカ」「サイコ(psycho)のストーカー(stalker)」等の複数の意味を持たせるためのあえての演出とされる。

後に新マップで新たな敵であるyuiから鍵を奪い取る為にゾンビとなったsaiko chanの失ったパーツを戻す必要がある「HalloweenEdition」版の追加。更にそれを本格的なストーリーを追加させた有料版「saiko no sutoka no shiki」が登場。(ちなみにshikiは恐らく旧字体である弐を式と間違えたかわざとそうしているかのどちらか)


saiko no asobikata

やること自体は「Baldi'sBasics」と同じ。やることやって逃げる。それだけ。

まずスタート地点になるセキュリティルームを出て、教室内の壁にある絵画に書かれる4つの暗証番号を記憶し、セキュリティルームで番号を入力して学校を出ることが目的。しかし教室に入るには鍵が必要になるため、空き教室のロッカーや引き出しを開けて鍵を探すことになる。

その間追跡者として包丁を持ったsaiko chanがあの手この手で妨害・襲撃してくるため、それらを搔い潜って100ある体力が0にされる前に逃げることが出来ればクリア。体力が0になると死亡。セーブなんて温情をヤンデレ女が用意してるわけがなく、最初からやり直しである


saiko chan

Saiko (Santa outfit special)

本作のヒロインであり敵。正式名は不明だがPixivへ投稿されているゲームにも使われている作品のハッシュタグでは「saikochan」と付けられているためこちらで表記。

プレイヤーの間では前述のように「saiko」が形容詞と思われているため「sutokaちゃん」とも呼ばれる。

血に染まったような赤いショートヘアに赤い瞳をしたパッチリおめめの少女。スタイルも良く基本はアヒル口で笑顔のかわいいsaikoの美人。歯も白く輝く。基本は囁きかけるような優しい声をしている。

一方で男性である「先輩」の必死の逃走に息切れすることなくついて行ったり、ロックされた扉を素手でぶち破るなど、ストーカー根性極まったスペックの高さを誇る。


日本語をしゃべるが声優が日本人ではないため発音や表現がおかしく、セリフも機械翻訳めいている為、そういう意味でもsaikosutoka。「イッヒヒヒハハハハハハハハッ!!!」他狂気的な迫真の演技は必聴。


saiko no story

Saikochanが「大好きな君(プレイヤー)を夜の校舎に監禁した」ことはストーリーでわかっていたが、ver.2.0にてプレイヤーである「先輩」に監禁した理由を最初に告げるように。

要約すると「ずっと大好きで影から見ていたけど私を差し置いて他の奴と仲良くしたのが許せないから捕まえたよ」というわかりやすくsaikoな理由。


「yandere」モードでは眼鏡にかかるほどの長い前髪の地味巨乳娘という感じになっており、元々はこういう姿だったとされる。それが何をどう狂ってしまったのか、髪をバッサリ切り落とし、「先輩」を学校に監禁し、殺害しようとする凶行に出てしまった。


この「yandere」モードは本編のプロローグとなっている。本作の主人公にあたる「先輩」が学校から帰って来ないので、友人が彼を迎えに学校を訪れた。既に先輩を校長室に監禁していたSaikoは、友人が学校にやって来るのを確認し、「すぐに戻ってくるよ。」と先輩に告げて、やって来た友人と表向きには一緒に先輩を探すことにした。もちろんこれは彼女の罠であり、校長室の扉に仕掛けた毒で呼吸困難にしてから保健室へ連れて行き、そこで睡眠薬を飲ませてベッドに拘束した。それからは彼女は校長室で大好きな先輩を観察し続け、ここで本編のイントロにて、夜になって先輩が目覚めたのを確認した後に御託を並べ、友人の首を切り落として殺害するところで「yandere」モードのBAD ENDを迎え、同時に本編が始まる(「yandere」モードでGOOD ENDでクリアすると、「タイムパラドックスだ!」という実績が解除される)。

ちなみに、主人公の「先輩」の名前はAkira、友人の名前はShinjiであることが分かっている。プレイヤーは、通常モードではAkiraを、「yandere」モードではShinjiを操作する。


saiko no kowasa

此方が視界に捉えている場合の移動速度は非常に遅く、普通に追いかけっこをする場合こっちが止まらなければまず捕まらない。しかし視界の外で相当機敏に動いており、撒いたと思った次の瞬間目の前のドアから現れて一閃という恐ろしいことをしてくる。


発売初期ではそれだけの性能だったが、Ver.1.5以降からアクションが追加されていき、よりヤンデレ度とsaiko度が増していっている。ただ追いかけて攻撃してくるだけじゃない恐るべき追跡者。

例えば…


  • プレイヤーが所持している教室のカギを奪い取り、別の教室に隠す
  • 学校のブレーカーを落とす(ブレーカーを落とされると壁に書かれる暗証番号が読めなくなり、攻略が不可能になるゲーム画面の明度を上げてもダメ)
  • 後ろからしがみつく(しがみついている間ダメージは無いがダッシュ不可に。足元を見ると包丁を持った手がしがみついている)
  • 階段から突き落とす
  • 何の前触れもなく即死攻撃を放つ(頸動脈を一閃)
  • ナイフを投げて来る。このナイフに当たるとプレイヤーは12秒間走れなくなる。ただし、Normalではナイフを投げて来ない。 Yandereモードでは毒瓶を投げて来る。
  • 滅多刺しで大ダメージを与える
  • 窓ガラスを割り、ダメージ床を形成する(踏むごとに5~10ダメージ。靴を装備すれば回避可能)
  • 転倒させたプレイヤーを教室に引き摺りこみ、隠れ鬼を開始する(この時の攻撃は即死攻撃か滅多刺しが多い。運が良ければいいものが見れるよ)
  • 教室内でプレイヤーを発見した場合、教室入り口に陣取って待ち伏せを行う。
  • 教室内では机を滑ってショートカットしてくる
  • ロッカー内で待機しロッカーを開けたプレイヤーにこんにちは!死ね!をしてくる(よく見るとロッカーの中にいるのがわかるため回避可能だが、脳死で鍵探しに明け暮れているとかなり引っ掛かりやすい)
  • 締め落としてセキュリティルームに連れ戻し、拘束する
  • しゃがみながら見上げていたら、大事な物を見ようとしたと思われ、首を折られて即死させられる。
  • 一部の部屋にある監視カメラに映ったsaiko chanを一定時間見ていると突然監視カメラを凝視し、カメラ越しに主人公を発見して追跡してくる。
  • 敵意を向けずにただプレイヤーに付きまとうだけかと思いきや、急に目の色を変えて首を掴み、即死させてくる。

・・・というような狡猾で恐ろしい妨害を多岐にわたって行い、「先輩」を逃がさないよう追い詰めていく。


saiko no kawaisa

その一方「先輩が大好き」という点は事実らしく、脱出開始前の初期段階ではプレイヤーを見つけても攻撃をせず後ろをついて歩くという逃げゲーのキャラとしては異例の行動をとる。というか何もしてこない時に彼女を見ると嬉しそうに微笑んでいる。他にも…


saiko No Sutoka

  • 見つめていると「はぁ」と言いながらどこかで見たような表情をして動きを止める
  • 開始初期に彼女から連続でダメージを受けると「ごめんね…」と頭を抱えて謝り始め「私を受け入れてください」と言いながら回復アイテムを渡してくる。もらった回復アイテムを使うとちゃんと回復するが、睡眠薬の成分も入っている。
  • 攻撃も追跡もせず、笑いながら壁際から見つめてくる
  • 教室の外から窓ガラスを叩いて此方に振り向くよう仕向ける。見つめると嬉しそうにしてから追跡を開始する。
  • ピッタリ後ろをついて回るだけ。声は聞こえるのにどこを向いても見当たらない場合、激しくカメラアングルを動かすとチラリと見える時がある。また、日の光があって影が映る場所では真後ろに立っている事が確認できる(ただしこの状況でカギを入手すると即座に鍵を奪われる)。
  • プレイヤーを締め落とした後に自身も眠っており、ルームを出て脱出再開するまでは寝姿を拝むことができる。

といったsaikoに可愛い姿もみせる。とはいえ最終目標はキッチリ殺害であることや、自分から逃げようとする「先輩」に狂気的な笑みを浮かべて襲い来る姿は完全に「先輩」を弄んで愉しんでおり、そこにsaikoの恐ろしさを感じる人もいるとか。


saiko no yangire

製品版ではYANGIREモードが追加された。


Saikoが制服ではなくバニーガールを着た姿になり、目だけでなく口も赤く光るようになっている。また、一体何が起こったのだろうかと思いたくなるほどマップ全体が血だらけになっている。BGMも、恐怖心を掻き立てるものになっている。


NormalやHardのように、回復薬をくれたり、ただついて来るだけなどの温情すら無く、より本気で殺しにかかって来る鬼畜仕様になっている。彼女に見つかってからしばらく逃げ続けると、“HMMMM…”と言って追うのを辞めたりするが、教室に鍵をかけたと思いきや窓を破って侵入してきたり、出会い頭に合計40ダメージほどの連続攻撃、プレイヤーに飛び乗って連続薙ぎ払い攻撃など、技が増えている。


なお、4桁の暗証番号を入力して手に入れたExitキーは偽物であり、最後は彼女が校長室の窓から飛び降りて外から本物の鍵を使って入口を開けて襲って来るのを回避して脱出する。また、その本物の鍵は、彼女が常に左腰に携えているため、上手く立ち回ればそれを奪って脱出することが可能である(エンディングでYOU STOLE KEY AND ESCAPED!と書かれ、GOOD ENDINGになる)。


また、Ver.2.1からは最初の部屋に写真立てがあり、それを倒すとなんと2人目が最初の部屋の窓を割って参加してくるEXTREMEモードになる

ちなみに、その2人目の女の子の名前はElissuらしい。挙動や声はSaikoと同じで、見た目が瓜二つだが、赤い発光が弱く、髪型がやや異なっている。また、見つかった時のBGMがSaikoのそれの逆再生になっている。その他の詳細は不明で、Saikoの双子なのか妹なのか、はたまた赤の他人なのかも分からない。


saiko no illust

Saiko art(rough work)Saiko No Sutoka



saiko no tag

ホラーゲーム ヤンデレ メンヘラ サイコパス







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