概要
作者は東條仁。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて1996年52号から2005年18号まで連載されていた。
2年後の世界を描いた、続編『CUFFS~傷だらけの街〜』が『別冊漫画ゴラク』などで2014年から連載されている。
現在、作者都合のため連載休止
当初は『カフス〜傷だらけ白書〜』というタイトルが候補であったが、幽遊白書と被る為現在のタイトルとなった。
ヤンキー漫画にありがちな不良賛美な内容ではなく、一貫して「不良より真面目に生きてる人間の方が偉い」というのがスタンスである。
近年なろう小説などでは当たり前のように使われる「主人公が物語冒頭で死んで転生」という導入も、1996年の時点で取り入れていたのが特徴。
むしろヤンキー漫画というよりは格闘漫画の色合いが強く、作者の東條氏がアクション映画ファンという事もあり、格闘シーンやセリフにスティーヴン・セガールやジャッキー・チェンなどのアクション映画の小ネタがかなり垣間見える。
また、執筆時に流行していた物を登場人物のネタに多く用いている。(例としてモーニング娘。のLOVEマシーンをもじった不良・愛馬心や女子十二楽坊をもじった窃盗集団・男子十二泥棒など)
ストーリー
不良の聖地と言われた東京都の達川町。
そこで最強のチンピラと呼ばれた久宝龍二は、ヤクザとの喧嘩の中ピストルで頭を撃たれ命を落とす。しかしその魂は、同じ日にイジメによりリストカットで自殺した彼の息子・沢渡憂作へと乗り移った。
憂作として新たなる生を得た龍二は、「第二の人生は真っ当に生きよう」と決意するが………。