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源君物語

みなもとくんものがたり

『源君物語』は、週刊ヤングジャンプにて連載されている日本の恋愛漫画作品。
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概要

作者は稲葉みのり。2011年連載開始。2016年12月現在既刊10巻、小説1巻の合計11巻。
女性に見間違えられるほどの美しい容姿を持つ少年源光海が、彼に負けず劣らずの容姿を持つ叔母・藤原香子の導きの下で「現代の光源氏」を目指す、という内容。
具体的には光海が複数の女性(香子によれば最後には14人になる)と同時に関係を持つという少々過激な内容で、原作の「源氏物語」同様に性的な描写(ベッドシーンなど)も含んでいる。

その一方で同誌で連載している別の漫画家から「マゾヒズムのジレンマ」と呼ばれるほど、なかなか一線を越えないということも特徴である。これは物語の内容ゆえでもあるが、作者が遅筆である(週刊連載で、1週あたり約8ページ)こととも関係があると言われている。

主要登場人物

源光海(みなもと てるみ)

主人公。大学生。誕生日は12月。叔母の香子に「現代の光源氏」となることを期待されている。
香子の紹介で美しい女性たちと出会い、時に失敗を重ねながらも彼女たちの心を掴みつつある。
香子は現代の光源氏としての具体的なゴールを「14股」としているが、光海自身はそれは望んでいない。
中学で女生徒よりかわいいという理由から女子にいじめられた過去がある光海の目標は、あくまでその過去を振り切り、女性と幸せな恋愛関係(性的な関係も含む)に至ることである。
ちなみに叔母と名字が違うが、これは父(香子の兄)が勝手に源家の婿養子になったことによる。

藤原香子(ふじわら かおるこ)

源君物語


光海の叔母。光海の通う紫雲大学の准教授。周囲の人間が男女問わず魅了されるほどの美人。
光海が「現代の光源氏」となるよう、彼にたくさんの女性を紹介していく。
また、光海が女性慣れするように自ら手ほどきをすることもある。自分の胸に触らせる脱いだばかりの自分の下着を光海にそう言った目的で使わせるなど、その内容は時に過激である。
本人曰く、光海に「現代の光源氏」を目指させているのは、源氏物語のより深い理解のため。

桃園朝日(ももぞの あさひ)

紫雲大学に通う光海の従姉。14股の「1人目」で、朝顔の君に見立てられている。
童顔の美少女だが、男性経験はない。光海に迫られたことで強い拒絶反応を示し、光海に半ば心を閉ざしている状態だが、徐々に光海に性的な興味を持ちはじめてもいる。

桐山葵(きりやま あおい)

源君物語 - 桐山 葵


香子の友人で、同じマンションに住むネイルサロン経営者。14股の「2人目」で、葵の上に見立てられている。
ファザコンで、行為のときに「お父様」と叫ぶ癖がある。そのこともあって、光海と良好な関係になりかけたが結局疎遠になってしまっている。

花田千里(はなだ ちさと)

蕎麦屋「紫雲そば」に務める店員。「3人目」で、花散里に見立てられている。
非常にグラマラスな身体つきを持ち、その体型に周囲の男性が過剰に反応し続けたことで男性恐怖症となり悩んでいたが、光海と関係を持つことでそれをある程度克服。
光海は「これで順調な付き合いができる」と喜んでいたが……。

六条美也(ろくじょう みや)

大学のチューター。「4人目」で、六条御息所に見立てられている。
一見、陰湿なイメージの六条御息所とは似ても似つかない爽やかな美女だが、その実は光海に重すぎる愛情を抱き、彼の盗撮写真を何枚も所持している(しかも香子に咎められるまでは、印刷し部屋中に貼りつけていた)。
光海に対する愛情表現がエスカレートしすぎたことから香子の制止を受け、一旦は退いたが……。

小若紫亜(こわか しあん)

大学に付設されている初等部に属する小学5年生10歳
何と「5人目」で、若紫に見立てられている。
14股の数には入れられているものの、今のところ恋愛関係でも性的な関係でもない(さすがの香子も気が咎めたか)。
しかし香子にはとても懐いており、光海のことも魅力的な年上の男だと思っているようである。

瀬見伊予(せみ いよ)

大学購買の店員。「6人目」で、空蝉に見立てられている。
ある男性から強引なアプローチを受け、彼氏彼女の関係にはなったものの、その後ほとんど音沙汰がないことに悩んでいる。香子は彼女の悩みを吹っ切らせるために、彼女と男女の仲になるよう光海を動かす。

常夏夕(とこなつ ゆう)

『無題』


スポーツクラブのインストラクター。関西弁。「7人目」で、夕顔に見立てられている。
今でこそスポーツクラブ勤務だが、10代の頃までは病弱な身体だった。そのため爽やかな青春とは無縁の日々を送ってきており、それを払拭するようなロマンチックな恋愛を求めている。
男らしい男が好みであり、当初はか弱い外見の光海を「タイプでない」としていたが、光海に興味を持ち2人で会い続ける中で強い好意を持つようになり、ついに結ばれる。
光海にとっては今までにないほどに幸福感に満ちた交際であり、夕も光海に対して何ら不満もなく、関係はこのまま続いていくかに見えたが……。

末摘華(すえつむ はな)

大学の放送学科の2年生。眼鏡っ娘。「8人目」で、末摘花に見立てられている。
自分の容姿と声に強いコンプレックスがあり、ひょんなことから女装でミスコンに参加し優勝してしまった光海に強い苦手意識を持っている(自分の美貌に自信があるに違いないと思いこんでいる)。
存在が無理」とまで言われた光海は、先行きを不安視するが……。

源内典子(げんない のりこ)

紫雲歯科医院の歯科医師。年齢不明。かなりの年長であるらしい(本人いわく、光海より20歳以上年上)。ナルシストサディスト。ショートボブの髪型をした、可憐でクールな美女。「9人目」で、源典侍に見立てられている。香子のことは呼び捨てで呼んでいる。香子の差し金により診療に訪れた光海と知り合い、会ったその日に突然香子宅を訪れ、光海の眼前で裸になって入浴するなどの大胆不敵な行動をとる。「14股」計画のことも承知済みであった。

玉鬘るり(たまかずら るり)

名家「玉鬘家」の箱入り娘で、玉鬘に見立てられた「10人目」。幼馴染の男・黒髭に身体を狙われているが完全に無自覚。黒髭は香子のゼミ生でもあり、彼の行動を危険視した香子が女装した光海を送りこんで監視させる。最終的に光海を出し抜いた黒髭に襲われるが、六条の手助けもあって間に合った光海によって守られた(貞操は無事だった)。
箱入り娘としては筋金入りであり、男女の行為の存在すら認知していなかった。また、なぜか常夏夕とそっくりな顔立ちである。原作(源氏物語)と違い、血縁関係はないはずなのだが。

朧月子(おぼろ つきこ)

香子のゼミ生で、朝日の親友。耽美な世界観を好むアマチュアの官能小説家でもある。早い段階から登場していたが、「月子」とだけ呼ばれ名字は不明だった。後に名字が「朧」であることと、「11人目」であることが明かされる。
知り合って1年ほどは光海の友人として過ごしており、また大の男嫌いであることもあって、光海から異性として意識されてこなかった。しかし実は「男嫌いを克服したい」と強く思っており、「光海の14股計画の11人目」という真の思惑を知らされないまま、香子から光海を男嫌い克服の相手として使うように勧められる。

中将つかさ(ちゅうじょう‐)

国際教養学部の新入生。「14股」の対象者ではないが、光海をいじめトラウマを作った張本人
光海へのいじめはちょっとした嫉妬心から始めた行為であり、本人は光海の存在など忘れていたが、大学教授と不倫していたところに光海がちょっかいを出してきた(元は香子の入れ知恵だが)ことからだんだんと光海に対して敵対心を持つようになる。
上記の一件で光海とキスをし性的な興奮を覚えたことから、現在の心境は敵対心と性的な興味が入り混じる複雑なものである。対する光海も中学の頃の屈辱を忘れていないと同時に、彼女の美しさと性的魅力を素直に認めている。まとめるなら、光海とは一言では言い表せない複雑な関係である。

関連タグ

漫画 稲葉みのり
週刊ヤングジャンプ集英社
源氏物語 光源氏

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