野球 選んでよかったなんて思ったこと 一回もねぇよ
概要
週刊ヤングジャンプにて2023年11号から連載されている野球漫画。コミックスは既刊7巻。
作者は平井大橋。作者名の由来については個別記事を参照。
ありあまる才能で自分を苦しめてしまう少年と、彼の存在に狂わされていく周囲の人々を描く。
公式によるキャッチコピーは『輝く野球青春劇!』
本作には過去に発表された読み切りと同名の主要人物が登場するものの、設定は少しずつ違いがあり、物語としては各々独立している。
読み切り群については功罪シリーズを参照。
連載当初、ヤングジャンプでは既に野球漫画が複数連載されており、本作は同誌での同ジャンルの三作目となった。
2024年YJ10号第46話で連載1周年を迎え、15号にて初めて本誌の表紙を飾る。
発行部数は、7巻発売済み時点で140万部。
あらすじ
小学生の綾瀬川次郎は運動の才能に恵まれていた…いや、恵まれ過ぎていた。
自分のせいで負ける人がいる、自分のせいで夢を諦める人がいる。
競争に向いていない性格とは裏腹に、何をやっても人より飛び抜けて勝ってしまう彼は、いつも孤独であった。
そんな綾瀬川が見つけたのは少年野球チーム『バンビーズ』
弱小だけれど勝利よりも楽しむことが優先のそのチームで、綾瀬川は競争することも誰かを負かすこともなく野球を謳歌し、笑い合える友人も出来た。
しかし、『才能』は否応なしに彼を上のステージへと押し上げていく。
※以下、コミックス未収録のネタバレを含みます
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登場人物
足立バンビーズ
初心者や小学校低学年も交えた、地元の硬式少年野球クラブ。技術の向上よりも楽しく野球を学ぶ方針。
綾瀬川次郎(あやせがわ じろう)
CV:根本圭子(ボイスコミック)
投手 / 右投げ右打ち / 背番号11(バンビ)・1(U12)→24・13(フェニ) / 小学5年→6年
本作の主人公。
小学5年生にして169cm超えの身長と圧倒的な存在感を持ち、あらゆるスポーツにおいて異才を発揮し得る、まさにダイヤモンドのような少年。
行く先々の競技で人々に多大な影響を及ぼすが、野球と出会って以降も周囲を魅了し、それが表題の『ダイヤモンドの功罪』の体現となっている。
連載版の下敷きとなる読み切り4作にも同名キャラが登場し、『ゴーストライト』でも主人公を務める。詳細は功罪シリーズを参照。
イガ / 五十嵐温之(いがらし はるゆき)
CV:増田ゆき(ボイスコミック)
捕手 / 右投げ / 背番号2(バンビ)→25・14(フェニ) / 小学5年→6年
バンビーズのチームメイト。綾瀬川の本気の球は捕れないが、彼が野球を選ぶきっかけとなった言葉で入団を歓迎する。
綾瀬川とは異なる私立の名門・慶耀幼稚舎(※幼稚園ではなく一般で言う小学校)に通っている。5年K組。
才能では綾瀬川と並び立てなくとも、みんなで野球を楽しみたい彼の望みは誰より理解している。
連載版の下敷きとなる読み切り『ゴーストライト』には、同名キャラと思われる人物が登場する。詳細は功罪シリーズを参照。
ヤス / 安田祐樹(やすだ ゆうき)
バンビーズのチームメイト。綾瀬川とは別の学校に通う小学5年生。
元社会人野球選手の父親の期待を背負わされる。
バンビーズ監督
CV:高塚智人(ボイスコミック)
足立バンビーズの監督。
本来は子供好きで善良な指導者だが、綾瀬川の才能に魅せられるあまり、彼の映像をU12の一次選考に無断で送ってしまう。
ヤスの父 / 安田
強豪企業チーム・日東ガスの元エースピッチャー。
息子に野球の英才教育を強いる渦中で、才気煥発な綾瀬川と出会う。
U12日本代表
野球日本代表(いわゆる侍ジャパン)の12歳以下(11〜12歳)世代。
- 代表選手は特設サイトの一般公募と諸団体の推薦から選出され、各種の国際大会に出場する。
- 作中の世界大会が実際と同じ開催周期なら、通常は隔年開催のため、このカテゴリーで綾瀬川たちが代表選手として参加するのは一度きりとなる。
- なお1試合85球の球数制限を踏まえ、投手が他のポジションを兼任したり、またはポジションを固定しないのはこの世代では珍しくない。(投手↔捕手に関しては制限あり)
雛桃吾(ひな とうご)
捕手 / 右投げ右打ち / 背番号2(寝屋川・U12) / 小学5年→6年
口は悪いが同年代の中では体格が良く、U12の正捕手・4番打者に抜擢されるほど能力も高い。
円とは幼なじみ。
地元・大阪での所属チームは寝屋川ファイターズ。
連載版の下敷きとなる読み切り『可視光線』『サインミス』では、同名キャラが主人公を務める。詳細は功罪シリーズを参照。
巴円(ともえ まどか)
投手・左翼手(レフト) / 右投げ右打ち / 背番号1(寝屋川)・10(U12)※2番手投手 / 小学5年→6年
味方の士気を鼓舞するピッチングが持ち味で、投手としては同年代の中でもずば抜けている。
本当に小学生なのかと疑うほど人間が出来ており、チームのムードメーカーを担う。
地元・大阪での所属チームは桃吾と同じく寝屋川ファイターズ。
連載版の下敷きとなる読み切り『可視光線』では同名キャラが登場し、桃吾との絆が描かれている。
椿宗一郎(つばき そういちろう)
一塁手(ファースト) / 右投げ両打ち / 背番号3 / 小学5年→6年
U12のキャプテン。クリーンナップトリオ(打順が3・4・5番の強打者)の一人。
なんでもそつなくこなせる男で、小学生ながらそのキャプテンシーは本物。
地元・埼玉での所属チームは戸田ワイルドキャッツ。瀬田とは地元のリトルでもチームメイト。
天野倉奈津緒(あまのくら なつお)
三塁手(サード) / 右投げ右打ち / 背番号5(成城・U12) / 小学5年→6年
U12では綾瀬川と同室。椿、桃吾に続くクリーンナップの一人。
良くも悪くも自分に正直。
地元・東京での所属チームは成城オリオンズ。
瀬田数馬(せた かずま)
投手・中堅手(センター) / 右投げ左打ち / 背番号8 / 小学5年→6年
左利きだが右腕投手。見た目にそぐわぬ奔放な性格。
椿と同じく埼玉のリトル・戸田ワイルドキャッツに所属している。
花房晴彦(はなふさ はるひこ)
投手・右翼手(ライト) / 左投げ / 背番号11 ※3番手投手 / 小学5年→6年
U12では椿と同室で、小学生にしては計算高い。
地元・神奈川での所属チームは横浜ウイングス。
連載版の下敷きとなる読み切り『可視光線』では、『横浜の花房』と呼ばれる同名キャラが登場する。詳細は功罪シリーズを参照。
すずい
捕手 / 右投げ / 背番号12※控え捕手
第4話のブルペン投球練習から登場しているが、フルネームは不明。
台詞は少ないものの作中の端々でその姿が見られる。
並木監督 / 並木貴幸(なみき たかゆき)
U12の監督。左打ち。三塁手出身。
現役時代は首位打者賞を何度も獲得した名選手であり、育成年代の監督としても優秀。
綾瀬川の野球に対する思考の形成に大きな影響を与える。
松戸で野球塾を開いており、息子の貴仁は中学2年生。
真木コーチ(まき)
U12の投手コーチ。右投げ。
現役時代はかなりの実力者だったが、指導者としてはそこまで至れていない。
子供の小賢しさには鈍感。YouTubeに自分のチャンネルを持っている。
関根トレーナー(せきね)
U12のトレーナー。
育成年代のベテランスタッフで、真木の後輩だが上下関係に頓着しないほどの気安い仲。
選手に対してはシビアな見方をするスタンス。常にスポーツサングラスをかけている。
坪井コーチ(つぼい)
U12のコーチ。
名前だけは先行して出されているが、実際の登場は第27話と29話。
選考会のブルペンですでにそれらしき姿があるものの、本人かどうかは不明。
リトル・シニアチーム
- リトル・シニアはリーグ発祥地のアメリカに倣い、一年の区切りを9月~翌年8月までとし、選手は年齢に応じて各部門に所属する。※『リトルリーグ』はアメリカの登録商標
- シニアリーグは中学1年~3年生で構成される。
- リトルリーグメジャー部門は、現在の日本では10〜12歳で構成される。中学1年生(4月1日生まれを含む)でも9月以降に13歳になるのなら、その年の夏季大会には参加が可能となる。反面4月2日〜8月生まれで13歳になる選手は参加登録できない。
- リトルのマイナーは小学3年〜5年生(8月まで)の選手で構成され、硬式野球チームに所属する。チームによっては4年生までとしているところもある。未就学児〜小学3年生(8月まで)はティーボールを使う下部組織(ジュニア等)の所属となる。
足立フェニックス
綾瀬川の地元の強豪リトル・シニアチーム。
初期から名前は出ているものの、実際の登場は新章第38話から。エース・先発投手には原則として完投させる方針。※リトルには球数制限はあるが、一日に投球可能なイニング数に制限はない
塚原真夜(つかはら まよ)
投手 / 右投げ / 背番号1 / 中学1年
※名字の初出は5巻おまけ漫画
フェニックスリトルのエースで、マイナー以前から所属する生え抜きの投手。
寝屋川の巴円とは別種の求心力を持ち、チームメイトを支えにエースらしくあろうと努める。
初登場時から目の下に濃い隈がある。愛犬家。
嬉野篤人(うれしの あつひと)
捕手 / 右投げ右打ち / 背番号2 / 中学1年
フェニックスリトルの正捕手でキャプテン。真夜とはマイナー以前からのチームメイト。
指導陣から評価の高い賢才な反面、理詰めで考えがちになる。
後輩たちからは「うれしさん」と呼ばれている。
武流(たける)
一塁手(ファースト) / 右投げ / 背番号3 / 中学1年
真夜・嬉野バッテリーとはマイナー以前からのチームメイト。
よく軽口を叩くものの、人の機微に敏く仲間思い。飲食物に関しては潔癖な一面がある。
長近(ながちか)
遊撃手(ショート) / 右投げ左打ち / 背番号6 / 中学1年
フェニックスリトルの4番打者。弟は時生。
真夜・嬉野バッテリーとはマイナー以前からのチームメイト。
見た目も性格も柔和だが、実は万事において鷹揚であり意外性が豊富。
時生(ときお)
二塁手(セカンド) / 右投げ左打ち / 背番号4 / 小学6年
6年生でスタメン入りしており、兄の長近とともにマイナー以前から足立フェニックスに所属。
ブラコン気味な生意気盛りで、付き合いの長い真夜や武流相手には遠慮しない。
伊達監督(だて)
足立フェニックスの監督。
お調子者な一面もあるが、古豪チームの指導者らしく投手の起用には慎重で、判断も老練。
小野寺コーチと二人三脚で指導にあたる。
小野寺コーチ(おのでら)
足立フェニックスのピッチングコーチ。
物腰はたおやかだが伊達監督同様に策士でもあり、お互いにツーカーの仲。
監督から振られた人心掌握のための茶番にも即座に応じられる。
枚方ベアーズ
大阪のリトル・シニアチーム。
シニア(中学部)は全国大会でほぼ10年連続優勝しており、作中の中学野球界の最高峰。U12チームとは毎回対戦している。
園大和(その やまと)
左打ち / 小学5年→6年
ベアーズリトルの選手で、チームでは補欠。第17・18話に登場。
実直で穏やかな性格だが、年上相手にも言うべきことははっきり言う。
新章開幕の第38話からは本格的に活躍。
連載版の下敷きとなる読み切り『ゴーストバッター』『ゴーストライト』には同名キャラが登場する。詳細は功罪シリーズを参照。
今村結弦(いまむら ゆづる)
一塁手(ファースト) / 右打ち / 背番号3 / 中学2年→3年
ベアーズシニアの4番打者。監督の息子だが、七光ではなくプロも注目する実力の持ち主。
リトルの後輩である大和に対しては気さくな兄貴分。大和や明智などの後輩も含めチームで慕われている。
なお今村の言う「4個違い」は、中2・中1・小6・小5と数えてのことで、年齢差ではない模様。
今村監督
前述の結弦の父親で、枚方ベアーズのシニアの監督。
顔が酷似しているため読者に混同されやすいが、二重まぶたなのが息子の結弦で、目尻にしわがあり背番号のない方が監督である。試合後に並木監督と握手を交わしているのもこの人。
指導者としては慧眼。
ベアーズシニアキャプテン
三塁手(サード) / 左打ち / 背番号5
ベアーズシニアのリードオフマンで、実質同年代では「いっちゃんええ1番打者」だということになる。名前は不明。
ベアーズシニア投手
投手 / 右投げ左打ち / 背番号1 / 中学2年→3年
ベアーズシニアのエース。新章では第42話に再登場。
キャプテン同様名前が不明なため、読者には「糸目くん」などと呼ばれている。
明智(あけち)
捕手 / 背番号12 / 中学1年
新章から登場するベアーズリトルの控え捕手。
先輩の今村相手でも気兼ねなく接する質だが、大和には少々当たりがきつい。
成城オリオンズ
前年に全日本選手権の本戦進出もしている有力なリトルチーム。
侑(たすく)
投手 / 右投げ右打ち / 背番号10 / 小学6年
成城オリオンズの2番手投手。体型はふくよかなものの投手としては有能。
気が置けない間柄のせいか時折発言が辛辣だが、主砲を務める奈津緒に寄せる信頼は大きい。
奈津緒と同じ小学校に通っている。
小太刀(こだち)
投手 / 右投げ左打ち / 背番号1 / 中学1年
成城オリオンズのエース。年下でもチーム一の選手である奈津緒を頼りにしている。
同じ投手の侑にはからかいがちなせいで煙たがられる。奈津緒や侑が通う小学校の卒業生。
作中の舞台
実在する河川の綾瀬川
河川としての綾瀬川(現在の綾瀬川)は江戸時代初めに開削されたが、高度成長期に生活排水や工場排水に汚染され水質が悪化。
このため全国一級河川の水質ランキングでは長年連続ワースト1位だった時期があり、2023年の国土交通省のパンフレットにも「綾瀬川や大和川は、昭和40年代の都市化の進展に伴う水質汚濁が著しく、(中略)水質改善の取組みにより確実に良くなりました。」と例示されるほどで、かつては『日本で一番汚れた川』という文字通りの汚名を着せられていた。
2010年度以降ワースト順位の公表は行われなくなったが、過去20年間で大幅に水質改善された成果か、2021年度の測定結果を見る限りでは近年の綾瀬川はワースト上位を脱している。(大和川も同様)
バンビーズの練習場
荒川右岸(下流に向かって川の右手側)の遠方に見えるスカイツリーと河川敷付近の特徴的な形状(トラス構造)をした橋との位置関係から、木根川橋野球場がモデル地だと推測される。
バックネットや一三塁のベンチ、橋脚近くの占用境界杭も作中とほぼ一致。なお所在は足立ではなく葛飾である。
球場が推測通りなら練習場そばのトラス橋は、荒川と綾瀬川に跨がる木根川橋がモデルとなるが、作画の都合か実物とはデザインなどが多少異なる。
くだんの地は少年の日々の郷愁を歌う名曲『木根川橋』でも知られており、同曲の歌詞の2番には『カルメ焼き』や『草野球』という言葉が盛り込まれている。
U12対ベアーズ戦&フェニックス対ベアーズ戦の球場
電光式スコアボードなどの設備や球場全景と施設内の光景の一致から、大阪府寝屋川市の寝屋川公園第1野球場がモデル地だと推測される。
第39話では球場の三塁側に面するケヤキ通りも舞台となる。
また上記の回には公園内の公衆トイレ(陸上競技場そばの3番トイレ)が描かれており、そこからの連想で4話の騒動があった場所と同一視されがちだが、球場自体が異なるため双方は別の施設である。
その他
作中の場面 | モデル地 |
---|---|
U12選手団バスが通り過ぎる道路標識 | 府道20号線(国道168号と重複)と国道1号線が交わる枚方市・天の川交差点の案内標識。 |
空港のミーティングポイント | 成田空港第1ターミナル南ウイング1階のミーティングポイント。 |
奈津緒の地元駅 | 東京都世田谷区にある小田急線喜多見駅。南口の駅前広場には、大きなケヤキの木の周辺にスツールが10脚設置されている。 |
34話ラストで綾瀬川が佇む橋 | 首都高速の位置、二つの橋が並ぶ点、街路灯や3コマ目奥の橋の親柱などから、新四ツ木小橋の綾瀬川右岸(下流に向かって川の右手側)寄りと推測。実際の新四ツ木橋には上流側(四ツ木橋に面する側)に歩道はない。 |
真夜のランニングコース | 荒川沿いの堤防都道449号と併走する河川敷側の舗道を、堀切橋西詰交差点方面から旧綾瀬川に架かる千住曙町橋梁(隅田水門傍)まで。 |
※これまで多くのジャンルで聖地巡礼によるトラブルが起きています。現地を訪れる際には配慮を持って楽しみましょう
受賞歴
2023年8月に『次にくるマンガ大賞2023』のコミックス部門にて7位を受賞(受賞時の作者コメント)。投票時に発売されていたのは1巻のみであり、新人作家の初連載作品としては快挙と言える。
同年12月に『このマンガがすごい!2024』オトコ編1位を受賞し、描き下ろしのフルカラーイラスト&漫画4Pが掲載された。
通常1位受賞者に行われるインタビューには担当編集氏が作者代理で回答し、連載開始までの経緯などを語っている。
また集英社オンラインでも、担当編集氏が代理で答えた受賞インタビューが掲載。作品の見所が紹介されている。
余談
- イガの通う小学校
慶耀幼稚舎のモデル校は6年間クラス替えなしの担任持ち上がり制で、各学年4クラス体制。
K組のクラスカラーは青。この組には『卒業生の子弟が振り分けられる最も学校を象徴するクラス』だという噂があるが真偽は不明。
タグとしての使用法
作品名タグ『ダイヤモンドの功罪』は、Pixiv内では主に連載版の設定を用いた二次創作の投稿作に付けられるが、現状読み切りの登場人物や設定を含むものにも使用されている。
連載初期には読み切り群と連載版を統括するタグが未定であったため、この時期に投稿された作品については致し方なく、タグの追加や張り替えも任意である。
現在は連載版設定の作品のみに、『ダイヤモンドの功罪』とタグ付けするのを推奨。
- 読み切りを指す作品名タグ、または読み切り設定のみの二次創作や、読み切りと連載版の設定が混在する二次創作のタグ付けに関しては功罪シリーズを参照。
- 英題の略称である『Tdod』(または『tdod』)は、他ジャンル映画の略称『TDOD』と重なるため、棲み分けを考慮し単体でのタグ使用は避けるのが望ましい。
関連動画
【公式】1巻発売記念公式ボイスコミックPV
2023年6月19日公開。後半は野球漫画とは思えぬホラーチックな演出。
『次にくるマンガ大賞2023』受賞作品発表会
※『ダイヤモンドの功罪』の紹介は39:43から
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後発で同名のタグを使用すると検索妨害になりかねません。
例として、『信号機トリオ』はマギジャンルで、『腐れ縁コンビ』はヘタリアジャンルで、長年専用グループタグとして定着しています。
『同室組』『同室コンビ』『信号機組』は広範囲のジャンルと被っており、『信号トリオ』に至っては無数のジャンルで幅広く乱用され、実質検索不能に陥っています。
このため、Pixiv内では下記のようなひと工夫したタグの使用が推奨されます。
タグの参考例
※既に発案されている名称を拝借
組み合わせ | タグ名 | 作成の注意点 |
---|---|---|
綾・円・桃吾のトリオタグ | あまとうトリオ | 『甘党トリオ』だと他ジャンルと重複するので平仮名表記 |
綾・桃吾のコンビタグ | 腐れ縁バッテリー | 『腐れ縁コンビ』が使用非推奨の理由は同上 |
綾・花房のコンビタグ | 華ある組 or 華コンビ | 『華組』だと複数のジャンルと重複 |
綾・イガ・ヤスのトリオタグ | バンビトリオ or バンビーズトリオ | 『バンビーズ』のみだと他ジャンルと重複 |
大和・ヒナ・剛太のトリオタグ | 金煌トリオ | 『金煌』のみだと他ジャンルと部分一致 |
寿・大和のコンビタグ | バッター組 or バッターコンビ | ◎ 現在当ジャンル専用タグとして機能 |
【注記】
『腐れ縁バッテリー』『華ある組』は掲載時の煽り文(7話最終ページの『腐れ縁(バッテリー)。』、25話扉絵の『華ある二人…!!』)準拠のものです。
以上を踏まえ、当ジャンル特有のものと判別しやすいタグの作成をお願いします。
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棲み分けタグ
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23年YJ44号付録のSNS風クリアカード&クリアしおり(瀬田と花房のフルネーム初出)
熱烈応援のジュンク堂書店名古屋店に贈られた平井大橋先生のイラスト付きサイン色紙