D4711(汽車のえほん)
でぃーよんなないちいち
D4711は、『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場したディーゼル機関車である。
作中では、番号では呼ばれず、ディーゼルと呼ばれていた。
タグとしては、ディーゼル261とD261が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
汽車のえほんにおいてのD4711
きかんしゃトーマスにおいてのD4711
D4711は、きかんしゃトーマスではD261となっている。
D261と言う数字は、実際のイギリス国鉄クラス40に付けられた番号である。
D4711はどうかと言うと、実はイギリス国鉄クラス40には本来存在しない番号である。
イギリス国鉄は1957年に機関車に付ける番号規定を変更している。
この時の番号規定が第18巻がんばりやの機関車の時代の規定で、この当時のイギリス国鉄クラス40にはD200~D399の数字が割り振られていた。
では、D4711と言う数字は、どのような意味を持っているかと言うと、当時の規定では300英馬力~799英馬力の入れ替え用ディーゼル機関車に割り振られた番号の区分なのである。
つまり、数字の意味がそのままなら、彼は強力な入れ替え機だったことになる。
しかし、作中では急行牽引を担当する(予定だった)シーンが確認できる。
もし、これが設定ミスでないとなると、以下の可能性が考えられる。
2次創作では、嫌味で自信家な性格で描かれていることが多い。作品によっては、他のディーゼル車と一緒に登場することもある。
公式とファンの合作であるThomas Creator Collective(通称:TCC)では、嫌味な面もあるが実は仲間思いなキャラとして描かれている。
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルがほとんどだが、再現動画だと別モデルを使う例も存在する。