DD魔導賢者
でぃーでぃーまどうけんじゃ
元ネタは「ケプラーの法則」で有名な天文学者の「ヨハネス・ケプラー」。召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから契約書カードを手札に加える効果を持つレベル1・ペンデュラムスケール10の効果モンスター。このデッキの最重要カードである地獄門の契約書をサーチできるため3枚積み確定のカード。もちろん他のカードもサーチできるし、ワンフォーワンで特殊召喚も出来る。効果を使った後は攻守0の弱小カードでしかないが、そこはリンクリボーに変換してしまえば無駄が無い。手札にダブると邪魔になるがその場合はスワラルの素材やラミアのコストにするかしてしまおう。一応もう一つのモンスター効果としてDDモンスターのバウンス効果を持っているが使う機会はまずない。ペンデュラム枠としてもデメリットしかないためこちらも使う機会はほぼ無い。
元ネタは地動説を唱えたことで有名なポーランドの天文学者「ニコラウス・コペルニクス」。召喚・特殊召喚に成功した場合にDDモンスター・契約書をデッキから墓地に送ることが出来る効果を持つレベル4・ペンデュラムスケール1の効果モンスター。DD専用の終末の騎士と言える効果を持ち、墓地アドバンテージが重要なDDではこちらも3枚積み確定のカードである。攻守0なのもケプラーと一緒だがレベル4なのでシンクロ・エクシーズには使いやすい。
元ネタは発明王「トーマス・エジソン」。ペンデュラムゾーンのDDモンスターを破壊することでデッキからレベル8DDDモンスターを特殊召喚する効果を持つレベル8・ペンデュラムスケール6の効果モンスター。効果を使えばフィールドにレベル8のDDDと自身が並ぶのでDDD双暁王カリ・ユガのエクシーズ召喚へとつながる。というかほぼそのためだけの存在。ペンデュラム効果としてDDペンデュラムモンスターをエクストラデッキから手札に回収できる効果も持つが、まあ使う機会はないだろう。
元ネタは17~18世紀のイングランドの物理学者「アイザック・ニュートン」。手札から捨てることで墓地の契約書・DDをサルベージする効果を持つレベル7・ペンデュラムスケール10の効果モンスター。DDラミアなどのコストとして墓地に送った契約書をサルベージできるのは便利。一方でレベル7なので枚数を多くすると事故要因になる。ペンデュラム枠としては「DDしかP召喚出来ない」以外のデメリットの無いスケール10なので主にペンデュラム召喚を行う場合にはこちらが優先される。
元ネタはイタリアの物理学者・天文学者にして哲学者「ガリレオ・ガリレイ」。このカードを捨てることで自分フィールドのDD・契約書カードを手札に戻す効果を持つ。契約書のデメリットを回避するのに使えるが、これ以外のDDでそれを出来るカードが多数存在するためあまり使い道は無い。DDモンスターが除去されそうなときのエスケープ・DDモンスターの再利用などにも使えるが、前者はDDモンスターは墓地に行ってくれた方が都合が良い場合も多く、後者は再利用したいDDモンスターはあまりいないためこちらも使いどころが限られる。ペンデュラム枠としてもデメリットしかないため使うことはまずない。
元ネタは19世紀の発明家「ニコラ・テスラ」。ペンデュラム効果として手札からDDDモンスターを捨てることでDDモンスターの攻守を2000アップする効果、モンスター効果としてペンデュラムゾーンで破壊された場合にフィールドのDDDモンスターをバウンスすることでエクストラデッキからDDペンデュラムモンスターを自分のペンデュラムゾーンに置く効果を持つレベル6・ペンデュラムスケール8の効果モンスター。モンスター効果はフィールドのDDDをバウンスするという重いコストに対して見返りがあまりに少なく、ペンデュラム効果の方は2000という強化値は大きいが、手札にDDDが無ければ使えないのでこちらも微妙。このカードの存在意義はレベル6であるという点にあり、DDD烈火王テムジンとの組み合わせでDDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザーをエクシーズ召喚できる。とはいえ事故要因になることも多いので隠し味程度に混ぜるのが無難だろう。余談であるが上記のトーマスとは元ネタが対立関係なのでこちらもペンデュラムスケール(トーマスはレベル8でスケールが6、ニコラはレベル6でスケール8なのでどちらかをセットすると片方が呼べない上に両方セットすると互いの効果対象外のレベル7しかペンデュラム召喚出来ない)、カード効果が互いに対象外(トーマスはレベル8が対象、ニコラはレベル6以下が対象)と徹底的なまでに相性が最悪である