概要
ベルギーのFNH社が1924年に開発した軍用ボルトアクションライフル。
時代の短縮化流行に合わせて開発したものだったが、本国のベルギー軍への売り込みは失敗し開発当初は採用されず殆どは輸出に回された。
輸出自体は成功し物凄く様々な国へ輸出されたものの、30年にモデル30が開発されると世代交代し32年に生産を終了した。
しかし、戦後に残存していた物はベルギー軍の訓練に使われ、またユーゴスラビアのザスタバアームズがこの銃の派生型を開発した為、結構長生きした。
Gew98をベースとしており、本家とは違う特徴としてはオリジナルのオープンサイト、硬材を使った重めのストック、Gew98とkar98AZの中間くらいの長さのボルト(215mmほど)、ロング・ショート・カービンの3種類のバレル、直線または湾曲の2種類のボルトハンドルと、需要に合わせてカスタマイズ出来る点があった。
性能
全長 | 955~1094mm |
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銃身長 | 415~504mm |
重量 | 3.6~3.85kg |
使用弾薬 | 8mmモーゼル弾(7.92×57mm)、7mmアルゼンチン弾(7.65×53mm)、7mmモーゼル弾(7×57mm) |
装弾数 | 5 |
口径 | 32口径、31口径、28口径 |