概要
チャプター6「ウーガブーガ」に登場。
原始人達の闘技場で飼われていた肉食恐竜。
非常に獰猛な性格をしており、闘技場に放たれた原始人やコンカーに襲い掛かった。
外見
このチャプターの冒頭で登場し、その後間もなく死亡した恐竜の赤ん坊より体はやや小さいが、リアルよりな風貌をしており、口には肉食恐竜らしく、鋭い牙が生えている。
体色は緑色で、口には何故か手綱が付いている。
活躍
原始人達の大ボスである巨人「ブーガ・ザ・ナット」により、闘技場に入場し、すぐ近くにいた原始人に襲い掛かり、その体を食い千切るという強烈なシーンをプレイヤーに見せ付けた。
その後コンカーにも襲い掛かるが、懐中時計を用いた催眠術でコンカーに操られ、彼を背に乗せた状態で、他の原始人や後にブーガが投入した兵士達も食い殺した。
その後、愛人のジャガ(後に判明するが、ブーガよりも小柄ではあるが、コンカーから見ると遥かに巨大)に唆されブーガ直々に参戦したころには、催眠術なしでも自分から協力するようになりコンカーと共に彼を退ける。
すっかりコンカーに懐き、別れを惜しむが、コンカーに犬の様に投げた骨(その場に転がっていた原始人の死体から引き抜いた)を取ってくる様に指示され、そのまま闘技場から退場した。
その後の動向は不明で、エンディング、及びオープニングに登場しない。
このチャプター(というか作品全般)において非常に心の純粋な珍しいキャラクター。
余談
- 名前の由来は『Fang』(意味:牙)だと思われる。
- 催眠術を使った際、初回では自動で乗ってくれるが、もし敵の攻撃で降ろされてしまった場合、2回目以降は術にかかっている最中にボタンを押して催眠術を止め、自力で背中に乗らないと、催眠術が解けて喰われるハメになる。
- この名前が呼ばれるのは原語版のみであり、日本語版では『ヤツ』としか呼ばれていない。
- N64版のみに収録されているマルチプレイヤーモードではプレイアブルキャラクターとして操作可能。本編とは違い、手綱は付けていない。
- Wiki等では『Fangy the Raptor』と呼ばれており、ヴェロキラプトル系の恐竜である事が窺える(XBOX版では両足の片方の鉤爪が大きい)が、指が2本というティラノサウルスの特徴も兼ね備えている。
関連動画
- 闘技場入場のBGMは『ジュラシック・パーク』冒頭のBGMのパロディと思われる。
・本編
・本家
関連タグ
Conker's_Bad_Fur_Day ウーガブーガ 恐竜
ヨッシー…恐竜である、誰かを背に乗せるという類似点がある。
ティラノサウルスブル…今作が発売された同年に公開されたジュラシック・パークIIIに登場する雄のティラノサウルスで、体色が緑色という類似点がある。