概要
ホンダが1983年に発売したバイク。
正式名称は「GB250クラブマン」で、よく「クラブマン」と略称される。
ジャンルはクラシックに分類されるが、走行性能も追及したスポーツモデルであった。
フロントブレーキは2ポットキャリパーのディスク、エンジンはDOHC4バルブで最高出力30馬力を発揮、アルミ製のホイールリム、前傾気味の乗車姿勢、更に初期型は単気筒ながら左右2本出しのマフラーを装備していた。
今で言うカフェレーサーの要素を早い段階で取り入れていたと言える。
本車はマイナーチェンジを繰り返しながらコンスタントにセールスを稼ぎ、最終的に1997年まで販売されるロングセラーとなった。
先述の2本出しマフラーが1本出しになったり、外装やエンジンのセッティングが変わったりと年式によって差異が生じている為、中古車を買う際には仕様を確認することをお勧めする。
余談
当初はCBシリーズの一員にする予定だったが、幹部の反対により没になり、「C」と形が似ている「G」を充ててGBという名前になった。