なお、長渕剛の作品にも同名のアルバムがある。
概要
1999年10月20日に発売されたGLAYの5枚目のアルバム。
ジャケット面が裏、バックインレイ側が表面という変わった仕様をしており、ジャケット・CD表面共に光を吸収して暗闇で発光する蓄光仕様となっている。
初回盤のみアルバム曲をイメージしたカラーのリストバンドが封入されていた。
オリコンウィークリーでは初週のみで156万枚を売り上げ、2週連続1位を獲得。235万枚を売り上げ、前作の「pure soul」に引き続きダブルミリオンを記録した。
最大のヒット曲「Winter,again」を筆頭に収録シングルは全て新録のアルバムバージョンとなり、一部歌詞も変更されている。
「サバイバル」に至ってはビデオシングルという特殊形態での発売だったことからアルバムバージョンながらもCD初収録となり、ファンの間では「『ほうれんだ』バージョン」と呼ばれていることでも有名(シングルバージョンはボーカルのTERUが『放れんだ』を『はなれんだ』と誤って読んで収録されていることに由来)。ちなみにシングルバージョンのCD化は2000年11月のベスト盤「DRIVE」まで待つこととなる。
アルバム曲はタイトル曲を筆頭に世紀末を意識したものが多く、既存のシングル曲含めると8曲がタイアップ付き。このうち「HAPPINESS」は翌年元日に「WINTER MIX」でシングルカットされ2000年1月1日に発売された曲の1位を制した。
なお、メンバーは当アルバムを「傑作」と自称しつつも当時曲作りの大半を手掛けたTAKUROはスランプ状態に陥っていたことを自伝で打ち明けている。
当アルバムの20年後にあたる2019年には事実上の完全盤である「HEAVY GAUGE Anthology」をリリースした。
収録曲
1.HEAVY GAUGE
2.FATSOUNDS
3.SURVIVAL(album version)
4.ここではない、どこかへ(album version)
5.HAPPINESS
6.summer FM
7.LEVEL DEVIL
8.BE WITH YOU(album version)
9.Winter,again(album version)
10.Will Be King
11.生きがい
12.Savile Row~サヴィルロウ 3番地~