概要
1918年から1922年にかけて、フランスのサン=テティエンヌ造兵廠で小型武器開発プログラムの一部として作られた。
MAS-38は、1935年に開発された試作品のMAS-35を基に開発された。だが、フランス陸軍省は短機関銃の必要性をあまり高く見ておらず、3年後に1938年に制式採用され、翌年の1939年に量産が開始された。1940年にフランスに侵攻したナチスドイツ軍に造兵廠が占拠されると、ドイツ軍はこの銃を「MP722(f)」と名付け、ドイツ軍のために生産は継続されてドイツ軍に使用された。
1949年に生産終了し、第二次世界大戦後もフランス警察はMAS-38を使用し続けたが、1950年代にMAT-49に取って代わられた。
データ
全長 | 630mm |
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銃身長 | 224mm |
重量 | 2870g |
使用弾薬 | 7.65x20mmロング弾 |
装弾数 | 32発 |