概要
GuitarFreaksV&DrumManiaVで発表されたFairy Talesを始めとした、泉陸奥彦氏によるクラシックテイストなハードで軽快なメロディが売りのシリーズである。
ボス曲が多いが兄弟シリーズであるMODELDDシリーズとは違い一部例外を除き基本的に難易度が抑えられている。
BGMが全曲共通で155で統一されている。
楽曲ラインナップ
初代:Fairy Tales
「暗い曲はいやだ~!明るい曲が作りた~い!」byMutsuhikoIzumi(原文ママ)
上述の通りギタドラVのアンコールステージ楽曲として初登場した曲。
この曲の誕生の背景には当時5作連続でMODELDDシリーズ(2~6)を制作していた泉氏が上の台詞からわかるようにだだをこねた結果暗く難題なDDシリーズを休んでその代わりに本楽曲が作られたという。
「クラシックテイストを基準としつつもハードで軽快なメロディ」「『真夜中の妖精たちのパレード』を世界観としたムービーやジャケット」というコンセプトはこの頃から完成されていて以後のシリーズもこのコンセプトは守られている。
なお初出は当時の事情からプレアンの影響が大きかったものの曲調もあって嫌われることはなかった。
二代目:MODEL FT2
V3で登場した2代目。
レベルによってアンコール楽曲が変化するEXTRARUSHのLv5におけるプレミアムアンコール楽曲として登場。後にLv6昇格と同時に通常アンコールへ格下げとなる。
曲名のFTはもちろんFairy Talesの略であり、ムービー作者の亥氏曰く「DDシリーズが兄弟ならFTシリーズは姉妹」とのこと。これによりDDシリーズとは違ったコンセプトが改めて誕生することになった。
番外編:MODEL FT2 Miracle Version
上記のFT2のアナザーバージョン。EXTRARUSHLv6になる際上記の通常版と入れ替わる形でプレミアムアンコール楽曲として登場した。
通常版と違いギターがダブルギターになっていたり(ベース譜面ではもう一方のギターを演奏する)ムービーも若干異なる等の違いがあり真のプレアン楽曲の都合上難易度も非常に高くなっている。
余談だがこの楽曲は当初は最強難易度のみによる初心者お断りの楽曲であった。XG以降では下位難易度譜面が登場。こちらは通常版より難易度が抑えられているが逆に最上位のMASTER譜面はMODELDDシリーズに引けを取らない難易度になっている。
三代目:MODEL FT3
初代GITADORAに7年ぶりに登場した3代目。
当初エクストラステージシステムが削除され混迷期にあったギタドラ界に救世主の如く降臨した。
この曲の実装に併せアンコールステージが復活。なおアンコールステージはこれまでとは違い過去作のエクストラステージ的な扱いになっての復活となっている。そのアンコールステージの先にあるプレミアムアンコールステージ楽曲第1号となったのがこの曲である。
なおこの曲は元々jubeatシリーズのシステムBGMであり、プレイアブル楽曲としてはギタドラ側が初となっている。一方jubeat側は未だにプレイアブル実装されていない。
四代目:MODEL FT4
GITADORA NEX+AGEに登場した4代目。
FT3にはなかった「真夜中の妖精のパレード」をモチーフとしたムービーが収録されている。
余談だが泉氏が定年退職した現在では事実上FTシリーズ最終作となっている。