概要
GuitarFreaks4thmix&DrumMania3rdmixで発表されたDAY DREAMを始めとした、泉陸奥彦氏が自身のルーツであるプログレッシブ節を全面に押し出した楽曲群。
極一部に例外があるモノの、総じて中級者以下は大虐殺レベルの難易度を誇る。
姉妹シリーズとして真逆の明るい曲調が特徴のFairy Talesを始めとしたMODEL FTシリーズが存在する。
楽曲ラインナップ
タイトルの後の括弧内に分数表記があった場合は全て変拍子によるもの
初代:DAY DREAM
(17/16拍子)
当該記事を参照されたし。
二代目:MODEL DD2
(14/16拍子)
GuitarFreaks7thmixDrumMania6thmix(以下ナンバリングのみ表記)で発表された、DDシリーズ2代目。
ショートサイズの楽曲を一定以上の評価を得る事で登場したEXTRAステージの課題曲。
実は近年まで酷評を受けていた楽曲。と言うのも、この楽曲を一定以上の評価でクリアすると次のアンコールステージに進めるのだが、そのアンコールステージの課題曲があのConcertino in blue。
この楽曲自体がそれなりの難易度を誇っていた為に、登場させられなかったプレーヤー達から腹いせ気味にこき下ろされていた背景がある。
もっとも近年になって評価が見直されている。
9th&8thで削除曲に選ばれてしまうもVにて通常楽曲として復活した。
ちなみにDDシリーズにおいてこの曲だけはアンコールステージ登場経験が一切ない。
三代目:MODEL DD3
(15/16拍子)
8th&7thmixで発表された、3代目。
前作でアンコールの番人となったことへの反省か、アンコールステージでの課題曲として登場。
実は前作の段階でネタ気味にDD3は登場すると言われていた。予言者が居たようである。
四代目:MODEL DD4
9th&8thで発表された、4代目
シリーズ初の四拍子DDシリーズ。さらにコナミの過去作品『スピードキング』の楽曲『HIGHWAY』のアレンジ版。
XGシリーズに突入すると筺体の仕様変更の恩恵を受けて、ドラム側はツーバスを堪能できるようになって、愛好家から熱烈な歓迎を受けた。
ちなみにこの楽曲でDDシリーズのDDがDAY DREAMの略称である事が正式に判明した。
五代目:MODEL DD5
(14/16拍子)
当該記事を参照されたし。
ただ一言だけ付け加えておくと、DD2の惨劇再び。
六代目:MODEL DD6
11th10thで登場した6代目。
DD4同様に「過去作品のアレンジ版」(メタモルフィックフォースの楽曲『火の鳥』)「四拍子」「XGでツーバスドコドコ」と共通点が多い。
今作はDD2以来のエクストラステージ専用楽曲となっているがCS版ではアンコールステージ楽曲に抜擢されている。
七代目:MODEL DD7
V2で登場した7代目。
これまた4拍子で過去作品(メタモルフィックフォースの楽曲『コロシアムの女悪魔』)のアレンジ。この辺りからマンネリ化が漂い始め、DDシリーズ終焉の噂すらあったが・・・
余談だがこの曲も稼働当初はDD5同様プレアンが出ない腹いせで捨てプレーされる事態が後を絶たなかった(当時のプレアンはvoxによるover there)。
八代目:MODEL DD8
V4で登場した8代目。
前作で漂っていたマンネリ感を払拭した完全描き下ろし。さらにゲストミュージシャンとしてマーティ・フリードマンが参加。激しいソロバトルを展開している。
また、DDシリーズにしては珍しい(ドラム側だけだが)簡単で素直な譜面。
九代目:MODEL DD9
(23/16拍子と4/4拍子のハイブリッド)
泉陸奥彦「前作がちょっと簡単すぎたから今度は本気出す。」
プレーヤー「物事には限度ってモノが・・・」
前作(のドラム)が簡単すぎた反動か、V7及びXGで登場した9代目は過去最凶変拍子の16分の23拍子。
更にXGドラム側の最上級譜面では、新設されたレフトペダルを延々と踏み続ける極悪譜面。さらにXGベースの最も簡単な譜面で7.15(最高難易度9.99)。何処が簡単なんだ。
十代目:MODEL DD10
前作で一つの指針が見えたのか、引き続き変拍子と4/4拍子のハイブリッド。XG3で登場。
ドラム最上級譜面の難易度は多少落ち付いた物の、9.99段階評価で9.40とやはり高め。さらにラストにはブラストビートと呼ばれる超速ドコドコが待ち構えている。
もちろんギター側も超速オルタが中盤から延々と続く超上級者向け。
十一代目:MODEL DD11
泉陸奥彦「そろそろDD11作るか~」(原文ママ)
そんな軽いノリでMAS-Gフルコン者1名っつーエグい曲作らないでください!!
前作までとは違い、久々に4/4拍子のリズムに戻っているがノり難いのは流石はDDシリーズ。
その証拠に、先に述べたとおりギタフリ側のMAS-Gフルコン者が現時点において1名しか居ない。
また、初代以来のBPM変化があり、ムービーもよくよく見ると初代の旧ムービーが紛れ込んでる。
番外編:MODEL DD ULTIMATES
まさかのメドレーである。
コナミアーケード作品の最強プレーヤーを決めるKACのギタドラ部門決勝にて発表された、DDシリーズ番外編。
十二代目(?):BabeL ~MODEL DD101~
シリーズで唯一ギタドラではなくpop'n musicでの収録となった。
BabeLシリーズとMODEL DDシリーズを融合したような楽曲になっている。
当然難易度は尋常ではなくEX譜面はLv49ではあるが難しさは同レベルの中でも頭を抜けている。
正直トイサイダー村入りしてもいいレベルになっている。
実際KAC第9回大会女子部門東ブロック予選にて課題曲に選ばれた際当時参加していた16人中クリアできたのはたったの2人だけだった逸話がある。
なお数字は101となっているが二進数に置き換えると12になる。
MODEL DD11と後述のMODEL DD13の間に作られた作品と考えると…。
十三代目:MODEL DD13
ギター
ドラム
NEX+AGEにて特殊プレアンで登場。
1発目のプレアン「ECLIPSE2」を最後に定年退職されたが、最後の置き土産として突如登場。
退職前に作ったのでBST名義になっている。
MODEL DD11の次にMODEL DD13になっている理由に関しては作曲者の泉陸奥彦によると「11の次は13にしようかな」とか「順番通り行く必要はない」と語っているらしいが前述の『BabeL ~MODEL DD101~』こそがMODEL DD12ではないかとの推測もある。