概要
広島県の鉄道・バスを中心として使用可能な交通系ICカード。命名由来は「PASS+HAPPY」であり、「SPEEDY」も掛けている。
特定のタクシーでも決済可能であり、JR西日本宮島フェリー株式会社のような類も参入している。
エリア内では早くからICOCAの利用にも対応していたが、さらに2018年からは全国相互利用サービス対応カードも使用可能になった。
乗車ごとに最大で1割の割引があるほか、乗り継ぎの割引なども行っている。
PASPYの幹事社である広島電鉄は、QRコードを活用した新たな乗車券の開発を検討しており、2024年9月から「MOBILY DAYS」の名称でサービスを開始することが発表された。
これに伴いPASPYは2025年3月で廃止されることが決まり、導入他社はICOCAへ切り替えることが発表されている。
なお、広島電鉄はICOCA対応の簡易端末を設置して引き続き交通系ICカードへの対応を続ける。