PSYCHOBREAK2
さいこぶれいくつー
悪夢を生き延び、最愛の娘を救い出せ
タンゴ・ゲームワークス(Tango Gameworks)が開発し、ベセスダ・ソフトワークスから発売されたホラーアクションゲームであるPSYCHOBREAKの続編で、ビーコン事件の3年後が舞台。
前作から製作スタッフを大幅に入れ替え、前作のDLCを手掛けたスタッフの多くをメインに起用。前作の監督であった三上真司に代わりジョン・ジョハナス氏に(三上真司は監修として参加)、シナリオもトレント・ハーガ氏に代わり石嶺ショウジが起用されている。
主人公は前作と同じくセバスチャン・カステヤノスが務め、死んだと思っていた娘のリリーを救うため、再びSTEMよって狂気の世界に挑んでゆく。
本作ではオープンワールド風のマップが用意されており、プレイヤーはその中で探索を行いながらメインのストーリーを進めていくという前作の一本道のステージと違って自由度の高いゲームシステムを採用している。
また前作の主人公であるセバスチャンがプレイヤーが感情移入し辛いキャラクターであったことを反省し、セバスチャン・カステヤノスという一人の男の人生に焦点を当てた深みのあるストーリーを楽しんでほしいと公式側が語っている。(詳細は外部リンク参照)
ストーリーコンセプトの変化についてはゲームのパッケージイラストが物語っている。
(ちなみに2のパッケージイラストは前作DLCのザコンセクエンスと構図の共通点が多い)
北米版は2017年10月12日発売、日本版は2017年10月19日に発売された。
セバスチャンは、娘を救い出すために、自身の人生を破滅に追い込んだ元凶"メビウス"という謎の組織に協力することを余儀なくされる。
セバスチャンは"メビウス"が作り出した恐怖の世界「ユニオン」にその身を落とし、待ち受ける脅威から生き延びるために、知性を頼りに歩み続ける。
贖罪に至る最後の希望、この悲劇からの出口を見つけるには悪夢の世界に入るしかない。
メビウスの目的は何か、はたしてセバスチャンは心の平安を得ることができるのだろうか?
CV:木下浩之
引き続き主人公を務める。前作のビーコン事件がきっかけとなってクリムゾンシティ警察を辞職し、独自に失踪したキッドと彼女が所属する組織『メビウス』の捜索をしていたが、その彼女から娘のリリーの生存を聞かされ、彼女を救うべく再びSTEMの中へ入っていく。
CV:甲斐田裕子
前作から引き続き登場。前作のビーコン事件では組織『メビウス』のスパイとして送り込まれ、任務遂行後は失踪していたが、本作におけるリリーをコア(核)とした新型STEMの異常がきっかけとなり、セバスチャンを見つけだして彼に問題解決の協力を依頼する。
CV:井上喜久子
前作にも登場した、ビーコン精神病院で勤めていた看護師。本作においてもセバスチャンの戦いをサポートしてくれる。
CV:石田さくら
前作において、新聞記事やセバスチャンの記憶の中では火災事件によって死亡したと思われていた彼の娘。
本作のキーマンで、キッドマンによれば彼女はまだ生きており、STEMの中に捕らわれているという。
CV:佐藤せつじ
本作で登場する新たな敵で、元戦場カメラマンにして狂気の芸術家。町を賑わす連続殺人鬼。
撮影中に視力を失ったことで狂気に目覚め、人の命が奪われる瞬間に魅了されるようになったという。
CV:玄田哲章
ステファノと並ぶ主要な敵であり、ユニオン内のカルト集団の指導者である神父。その心中は巨大な支配願望に満ちている。
神経言語プログラミングを駆使した巧みな話術で相手をコントロールする術に長けており、自身と同じくリリーを追うセバスチャンをも仲間に引き入れようとする。