R娘。
れーしんぐむすめ
世界に突如現れた自動車と同じ能力を持つ不思議な少女達。
彼女達がそれぞれ持つ特性や性能を伸ばし育成し、パーツを開発しカスタムする事で彼女達はもっと早くなる。
「特殊車両」「軽乗用車」「一般車両」「4WD」などのジャンルに分かれており、レースによってレギュレーション制限がなされる場合もあるので上手く使い分ける必要がある。
R娘のボディの形式番号をググると実在する自動車をモデルとしている擬人化作品ではあるがぶっちゃけるとエンジンや車体のボディのパーツを身につけたコスプレ娘がサーキットでローラーダービーの競技を行っている世界観と言えばわかりやすいだろう。
事実フォーム変更を行うと別の車種になるR娘がいるため「娘の名前=元ネタ車種」とは限らない点に注意。
(※ゲームタイトル「R娘。」とゲーム内の少女達「R娘。」が同じ呼び名なので注意)
因みにあくまで車の能力を持った人間であり車そのものではない為か、水に浸かっても天に召されはしない。
それどころかお風呂好きなピエヒ 麗菜がいたり、コースの状態にカイテイ(海底)があったりした等、水に浸かる機会は意外に多かったようである(文体が過去形なのはサービス終了後にwikiで確認した情報のため)。
レースは走るR娘を見守るだけで、その他のシステムも艦これの使いまわしが多かった(FUEL≒燃料、REPAIR≒入渠など)。
しかしライセンスこそ取得していないもののキャラ設定は精巧で、名前が出ていなくてもその車種がモデルだと容易に分かる程だった他、車に因んだ映画・マンガネタ等も充実していた。
艦これとのゲームシステムの差別化を十分図れなかったのが長続きしなかった原因だろう。
監督
いわゆるプレイヤーの事。R娘にパーツを着けてセッティングをしてレースに出場させる、スポンサー依頼にR娘を派遣する、パーツの開発の指示、ダメージを受けたR娘の修理の指示やワックス塗布などと多忙な仕事をこなさなければならない。
ハシビロコウイチ
プレイヤーをサポートするハシビロコウ。漢字名は「橋広孝一」。前世は天才メカニックだったが現在は鳥になってしまった為全てのメカニックの作業は孫娘やネズミらに任せている。
ゲーム内ではレースの実況担当。
来栖アーリー
ショップ販売担当の娘。実は単なる店員ではなく彼女もR娘でレースに出場する事もできる。元ネタとなった車がフォルクスワーゲンで実装車種が1つしかない為実力はあまり高くない。
また特殊合成キャラクターである為事実上の課金アイテムである特殊ディーラーチケットからでしか入手できず、彼女を合成素材にするとどのR娘でも確実に装備キャパシティが5ポイント上昇できる。(最大+100まで)
最大の欠点は彼女の装備キャパシティ上昇が彼女自身でしかできない為+100まで上げるとなるとかなり無駄に特殊合成する事となる点である。
車なごコレクションとの比較
本作は車の擬人化をテーマにしている点で車なごコレクションとよく似ている。
本作のR娘はモデルの車のパーツをそのまま付けた姿の者が多く表現が単調な代わりに、モデルの車種や、そもそも車の擬人化であることが分かりやすいという長所がある。
ただしライセンスは取得していないので、いずれも実名では登場していない。
一方車なごコレクションの車なご(R娘に相当する存在)はメーカーのライセンスを取得しているので、モデルの車を実名で登場させられるという強みがある。
しかしモデルのパーツをデフォルメして服の形に落とし込んでいる為車種の判別が難しいものが多く、中には派手過ぎる装飾のせいで忍者やサイボーグのような風貌になり、そもそも車の擬人化だと分かりにくいものも少なくない。
意外なことに本作はサービス期間が短かったにもかかわらず公式キャラクター本が出版されており、終了から約2年5ヶ月が経過した2019年3月現在でも通販サイトで購入出来る。
- 因みに新品の場合特典として宗田 鈴乃の電撃PlayStation編集部とのコラボ仕様のコードが封入されているが、当然既にサービスが終了している現在は使えないので注意。
- また、サービス終了の9ヶ月前に発売されたものなので、終盤に実装された一部のR娘は載っていない。