概要
「ShowdownBandit」とは「Kindly Beast」が開発した三人称視点の3Dホラーゲームである。
開発社名は違うが「bendy_and_the_ink_machine」と同じスタッフによって制作されており、BATIMと同じように一章ずつ配信する形を取っている。令和元年9月17日に第一章が発売。
本編の他にも無料のDLCも配信予定。
操作の基本は上からの視点で敵の動きを見極めて進んでいくステルス系アクション。
時には住民からの頼み事や、射撃による謎解きも挟まれる。
攻撃手段は置きトラップのとらばさみとコルク銃「バンディットポップピストル」だが、とらばさみは数が有限であり、コルク銃は特定の足場でないと撃てない上に連射もできない。そのためいかに必要最低限のアクションで敵を撃破し謎を解くかが本作の肝となる。
あらすじ
かつて大人気だった人形西部劇テレビ番組『The Showdown Bandit Show』は、突然予告もなく番組が中止となり、当時使われていたスタジオ、小道具、マリオネットはそのまま放棄されてしまった。
それから年月が経ったある日、主人公のカウボーイ人形バンディットは葬儀屋の人形ミス・アンダーテイカーによって目覚めさせられる。
一体誰が自分を動かしているのかも分からぬまま、バンディットは「舞台を続ける」為に動き出す。
・役割を果たせ
・弦を守れ
・決して上を見るな
…弦を引いているのは誰だ?
登場人物(人形)
ショーダウンバンディット(Showdown Bandit)
主人公。かつては人気番組『The Showdown Bandit Show』の主人公としてニヒルな西部の盗賊を演じていた。
番組が謎の打ち切りになってからは箱の中で放置されたままになっていたが、ミス・アンダーテイカーによって解放される。
裂けた右下の口元を補強しているのが特徴。発売前のPVや作中のCMでは喋っているが、ゲーム本編では今のところ喋るシーンは確認されていない。
ミス・アンダーテイカー(Miss Undertaker)
意味深な言葉と共にバンディットを目覚めさせた葬儀屋の女性。本名はローレライ・アンダーテイカー。
他の人形達と比べても老朽化はあまり進んでおらず、動きもかなり俊敏。真意は不明だが、必要とあればバンディットを全面的に助けてくれる。
ちなみにゲーム本編だとわかりにくいが、肌は薄らと緑掛かっている。
バンカー(Banker)
四つ目の銀行員。本作におけるセーブポイントの銀行を経営している。落ち着きのない喋り方をするが、バンディットの事はそれなりに心配しているらしい。
ドクターカーヴァー(Doc Carver)
ライフの役割である弦を修復してくれる男性(バンディットのライフ値は5だが、これは体を繋いでいる弦の数である)。弦の修理自体が好きらしいが、客がバンディットしか来ないのには不満を感じている模様。
ペニー・ヘムズワース(Penny Hemsworth)
「私、気づいたの。目が無ければ上を見れないって…」
上を見ないように自らの目をくり抜いてしまった女性。よく見ると弦も張られていない。
元々は店主役の人形だったらしい。
敵
ストレングレス(The Stringless)
弦も無く、塗装もされていないシンプルな見た目の人形。作中における雑魚敵ポジション。
グリーブス(Grieves)
泣き顔が描かれ、頭や体に切れ込みが入った人形。はさみのような武器で攻撃してくる。
アラニット(Araknit)
針金と毛糸でできた蜘蛛のようなモンスター。
ビースト(The Beast)
脚のない巨大なストレングレス。攻撃されると一撃死してしまう。
フェイスレスバンディット(Faceless Bandit)
バンディットの顔を潰したような姿をした人形。こちらも攻撃されると一撃死してしまう。
他にもこちらに危害を加えてこない人形や、名前だけ判明している人形が数体存在している。