概要
このゲームの世界では、知覚が現実になる。一人称視点にて強制遠近法を利用した高難易度のパズルを解きながら、視覚トリック満載の非現実的な夢の世界から脱出しよう。
(Steamのストアページより)
米国のインディーゲームスタジオ、Pillow Castleによって開発された一人称視点のパズルゲーム。
プレイヤーは夢の世界を探索し、パズルを解きながら脱出を目指す。
錯視を最大限に活用したゲームシステムが特徴的で、問題解決には柔軟な発想が必要となる。
舞台が夢の世界であるためか常識外のギミックが登場するのも本作の魅力であり、特に全編通して登場する強制遠近法による問題解決が画期的。
強制遠近法とは、遠くにあるものを近くに見せる(逆もしかり)視覚トリックの技法である。ピサの斜塔を支えているように見せる写真といえばわかりやすいか。
本作では、手に取ったオブジェクトは近づければそのまま大きくなり、遠ざければ小さくなる。これを利用すれば小さなブロックを巨大化して足場にしたり、逆に大きな障害物を小さくして通行したりできる。
また、一見壁に不規則な模様が描かれているようだが、あるポイントから見ると物体の形になり具現化するというギミックもある。
この他、通路と見せかけただまし絵など、視覚に特化した仕掛けが次々に登場する。
ステージは全部で9つとボリュームは多め。
ちなみに、よく見るとタイトルロゴの「M」もだまし絵になっている。
あらすじ
プレイヤーは、ピアーズ博士によって開発された「夢療法(ドリームセラピー)」によって、奇妙な夢の世界に迷い込む。
そこは物理法則が通用しない、現実世界ではできないような体験ができる不思議な世界だった。
しかし、なぜかプレイヤーは目を覚ますことができず、さらにラジオからAIの声が流れてきた。
どうやらこの世界から脱出するためには「爆発的な精神過負荷」をかける必要があるようだが…。
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