概要
2022年12月13日頃から始まった、海外オンラインアートコミュニティArtstationを発端としたAIイラストに反対する活動。
Artstationのユーザー達がAIに禁止マークを重ねたNOAIシンボルの絵を大量に投稿し、
AIイラストへの反発を表明した。
そのためArtstationの新着一覧は、NOAIマークで埋め尽くされる事になった。
ArtStationの親会社であるEpic GamesのCEOである
ティム・スウィーニー氏はNOAI運動に対して否定的な見解を示し
「デフォルトで画像生成AIを締め出すことはありません。著作権法のフェアユースのルールに該当するような使用を禁止してしまうことになる」「Epicにはイノベーションを阻害するような会社になって欲しくない」と発言しました。
またArtStationは「利用規約に違反する投稿」だとして
NOAIartやNOAIシンボル投稿作品を非表示にしました。
ArtStationは利用規約を更新し、コンテンツのスクレイピングと再販または再配布が許可されていないことを明確にし、
NoAIタグが付いたコンテンツの機械学習禁止を明確にしましたが
ティム・スウィーニー氏の発言とNOAI画像の非表示によりNOAI運動の参加者たちはさらに反発しました。
pixivにおけるNOAI運動
日本においても、NOAI運動に賛同した反AIがpixivでNOAIシンボルやNOAIartを投稿し
twitter(現X)のアイコンをNOAIシンボルにする人も現れた。
この画像はのちに嫌がらせ目的で無断i2iされ、2023年4月27日NHKニュースにて小鳥遊ヲトリ氏のインタビューと共に掲載。
2023年8月17日に『消された少女の“反AI”マーク「無断改変したのは俺です」』と毎日新聞に一面で掲載された。
反AIの語源であるNOAI運動
NOAI運動は2023年1月25日にイラストレーターのよー清水氏(@you629)がツイッター(現X)上で
と投稿し、NOAI運動=反AI として紹介し、AI反対派推進派間に「反AI」という単語が一気に広まった。