概要
スリラーバーク編に登場。
元ネタの伝承の通り巨大な三つ首の犬(狼?)という姿をしているが、死体が足りなかったのか一匹だけ狐が紛れている。ちなみに死体なので鼻は利かないらしい。
チョッパー「アイツ、よく見たら一匹キツネだ!!」
本狐も気にしていたのか作中でチョッパーにそのことを指摘された際はショックを受けた後に怒っていた(この時鳴き声がコーンからゴォーンに変わっている)。
その後遅れてやって来たルフィたちには特に驚かれるでもなく
サンジ「へェ、ケルベロスか……地獄の方が安全だろうに」
フランキー「なんかケンカ売ってねェか?」
ゾロ「生意気だな」
ルフィ「うめェのかな?」
ついでに手懐けようとしたルフィに噛みつくが、あえなくぶっ飛ばされ、しばらく乗り物にされた。
全身の縫い跡や包帯、ボロボロの体という痛々しいフォルムにはロビンも「それにしてもすごい傷……生きてるのが不思議なくらい」と評しているが、サンジは「狐が混じってる時点で生物としてどうかと思うがな」と困惑混じりに呆れていた。
なお「カゲカゲの実の能力者が死体に影を入れる」事で誕生するのが本作の「ゾンビ」なので、コイツも誰かの影で動いているはずだが、人語は一言もしゃべってない。動物の影でも入っていたのだろうか?(それが証拠に、どう見てもただの動物であるタラランやブヒチャック、敷きグマ、果てはカベゾンビですらも普通にしゃべるのだが)