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ゲンドウ編

げんどうへん

ゲンドウ編とは、シンエヴァで描写されたゲンドウの内面描写、冬月の万能性、イスカリオテのマリアといった断片からエヴァンゲリオン前史としてゲンドウを主人公に90年代を舞台に伝奇的なストーリーを仮定すれば色々と人間関係の説明がつくとエヴァを好むファンが見た幻覚である。
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注意!

この記事はシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇のネタバレと、SNS発祥の集団幻覚を扱っています。

苦手な方はブラウザバックしてください。

































概要編集

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇は物語としては綺麗な完結を見せたものの、設定面には相変わらず多くの謎を残していた。

冬月先生がマリを称して言った「イスカリオテのマリア」とは何なのか、旧作よりも更に魔術儀式めいているエヴァ関連技術は一体どこから来たのか、ただの京大教授だったはずの冬月先生は何故あんなに戦略面の達人めいた動きを出来たのか、何故ゲンドウは初めて乗るエヴァ13号機で実はかなりのスーパーパイロットである碇シンジ相手に互角以上に戦うことができていたのか、冬月先生は何故こんなにゲンドウに対して面倒見がいいのか、リリスとの縁が描写されてない新劇版綾波が何故テレパシーを使えるのか、冬月先生は何故14年後の世界でもあんなに元気なのか、突如現れた式波オリジナルとは一体何者だったのか、冬月研究室が研究していた形而上生物学とはなんなのか……(殆ど冬月先生の謎じゃねーか!)


それらの謎について考えていたツイッター集合知は、一つの仮説を導き出した。


────ヱヴァンゲリヲン新劇場版の前日譚として、エヴァンゲリオンZero/ゲンドウ編とでも呼ぶべき作品が存在しているのではないかと。


元々エヴァンゲリオンは登場人物間の所持情報の差を意識して書かれた作品であり、突然キャラクターが視聴者にとっての初出情報を既知のように話し出すことも度々ある。

その辺の情報の格差が視聴者にまで波及してくる理由として「前作を見ていなかったので解らなかったのだ」という想像上の理由を当てはめれば全てに整合性が取れるのである。


当然だが公式にこんな作品は存在しておらず、いわゆる集団幻覚である


だが、内容に関しては原作の考察や設定が混ぜられて作られている部分もあるので妙な説得力があり、ツイッターでトレンドに入る現象を引き起こしたのだった。(ネタバレ解禁直前にどうもすいません……)



登場(してそうな)人物編集


碇ゲンドウ編集

90年代、京都大学でキャンパス伝奇の主人公をしていたと想定される頃のゲンドウ。

息子同様得意武器はナイフだったと噂される。


冬月コウゾウ編集

京都大学形而上生物学の教授。

魂の物質化など殆ど魔術の領域に踏み込んだものは形而上生物学の領分なのではと考えられた結果、ゲンドウ編の内容は伝奇モノだろうという共通認識を作ってしまった。

使徒の襲来の前触れである架空の存在『イマジナリー』の顕現を前に、研究室の生徒を連れ現地実習と称して怪異との戦いを日夜繰り広げていたものと考えられている。

多分戦略眼は当時から健在であり、更には生徒たちの”実戦”の指導も行ってたのだろうと思われる。


綾波ユイ編集

ゲンドウ編では恐らくヒロイン。

武器は槍だったり鎌だったり定説が安定してないが、恐らくゲンドウ相手に「あなたは死なないわ」と言っていたものと思われている。


真希波・マリ・イラストリアス編集

ゲンドウ編当時から全く見た目が変わっていないと思われる。

作中での仕草から当時は不死者説が囁かれたりしていたと思われるが、新劇場版『破』までは冗談の部類の考察だったと仮定される。


葛城博士編集

葛城ミサトの父親であり、マイナス宇宙に存在する存在『エヴァンゲリオン・イマジナリー』の提唱者。

ゲンドウ編幻覚においては専らラスボス扱い。

冬月クラスの見識とゼーレの狂気、ミサトの戦術眼を併せ持った恐ろしい存在だったのではと勝手に恐怖されている。

最終決戦、南極にて形而上存在である神を形而下に落とし込んだ巨人(後にエヴァンゲリオンと呼ばれるもの)を呼び出してセカンドインパクトを引き起こすことで野望を実現しようとしていたが、冬月研究室の面々によって阻まれたものだと思われる。


第三の使徒編集

新劇場版『破』では「バラバラに切り刻まれた」と言及されていたが、それはひょっとしたら冬月研究室の面々との戦いによるものなのかもしれない。

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