ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集


 クシクラゲの仲間。日本近海の水深70~230mの海底で石とかに掴まる固着性。足みたいなところから頂部迄の高さが15cmまで。雌雄同体で胎生。カラーリングは白、橙、黄色 白地に小豆色の水玉模様とバリエーションに富む。後、櫛板と呼ばれる、普通の有櫛動物には存在する、なんか発光したりそれを動かして泳いだりする器官は生まれてから少しの間出ているが大人になると消える。


 体(Trunk)から1対の腕部(Arm うさみみに見える)が生え、その腕の先から伸びる長さ30㎝ほどの触手で、プランクトン等を捕まえて食べる。耳の穴に見えなくはない器官(溝っつうかスリット状)は喉の一部で、餌はうさ頭で言う額部分にある所から消化器官へ入る。

 学名のLyrocteis imperatorisはそのフォルムがハープとかリラとかの竪琴に見えるのと、御発見あそばした昭和天皇陛下から。


この種が発見される前ってまるごとを採取して研究して学名とか付けてっていう前の1890年代、州崎沖で半欠けのを採取した研究家が「多分ナマコ」「ホヤっぽい」「ウミウシ」としたりした後、結局落ち着いた「ウミウシの一種」で通っていたが1941年、それが採取され、クシクラゲの一種と判明した。その際ついでにお子さんが生まれるのも観測される。その後はまた取れなかったが、21世紀になってからこの種が死体の周りで観測され捕獲されている。鯨の死体からは硫化水素とかが出るため、通常の海洋生物は死ぬ反面、そういう環境でのみ生息し得る「鯨骨生物群集」と呼ばれる生き物の皆さんがいらっしゃるのだが、コトクラゲさんはそのスジではないらしい。

関連記事

親記事

クシクラゲ くしくらげ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 28

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました