CV:森功至
概要
第10話「対決! 化石人ジャガーの恋」及び26話「妖獣ガメレーン地獄の大進撃」に登場。
外見は、その名の通りジャガーに似た顔と、長い牙を持つ。ただし首から下はメカやロボットのような姿になっており、初期の化石獣のような岩石のような質感ではなくなっている。
サブタイトルに付いている「化石人」という名の通り、元はジャガーと呼ばれる暴走族(当時はカミナリ族と呼ばれていた)。
明日香麗が昔、暴走族仲間だった頃の友人らしいが、麗に恋心を抱いていた。しかし麗がひびき洸に惚れて暴走族を抜けたと思い込んで憎悪を募らせてしまい、プリンス・シャーキンたちにより化石人に仕立て上げられた。もともと性格なのか、洸に対して殺してやると言い出すなど、化石人になる前から言動はかなり粗暴。
人間の姿と化石獣の姿を使い分けることができる。化石獣と化してもジャガー本人の意識は保っている。さらに化石獣形態では飛行能力がある他、仰向けに寝るような姿勢で車のような姿に変形する。
劇中では人間としての知性と化石獣としての戦闘能力を生かして戦っており、ひびき洸やライディーンを苦戦させている。もっとも、ジャガーほどの憎悪を持った人間が他にいなかったのか、それとも人間の意識やプライドが化石獣の素体に向かないと考えたのか、以後は人間をベースにした化石獣は登場していない。
武装
両手の甲にはトゲの付いた歯車になっており、回転ノコギリのように物体を切り裂く。また爪のように変形したり、鎖付きで射出して敵を絡めとることもできる。
両肩にも生えているトゲはミサイルとして発射できる。
下半身の顔に付いている口からは触手が伸びてきて、口で噛みついたりする。
劇中での活躍
明日香麗への恋心を拗らせて化石人となった後、ライディーンとは2回対戦している。初戦は様子見だったのか、比較的あっさりと引き下がっている。
2戦目では麗を攫い、遊園地でのバイク対決で生身の対決に持ち込む。しかしバイク対決でも勝てず、化石獣と化して生身の洸に襲い掛かる。洸は無事に逃走してフェードインして立ち向かうものの、ジャガーはブルーガーを捕らえてフェードアウトを要求する。しかし麗の言葉に動揺してしまい、途中からはライディーンと正面から戦う。最期はゴッドバードを正面から受けて倒されてしまった。