概要
第19話「巨獣ゴンガー魔腕の唸り」に登場した化石獣。
元々はアフリカ出身で、身長15メートルの巨大猿「ゴング」。捕獲されて人々から見世物として弄ばれていたため人間を憎んでいたことから妖魔帝国により化石獣に変えられてしまった姿。
化石獣になる前の記憶が残っており、かつて怪我を手当てしてくれた桜野マリには懐いていた。
生きている生物から作り出された数少ない化石獣。サブタイトルではゴンガーとなっているが、作中では終始ゴングと呼ばれていた。
戦闘能力
化石獣の状態では全長52メートルのライディーンとほぼ同じ大きさとなっている。元が猿のためか、巨体の割にパワーもスピードも高く、ライディーンも距離をとって戦わざるを得なかった。
特に組みつかれるとライディーンのパワーでも振り払うことができなかった。また手近な建物を引き抜いて投げつけることもできる。
反射能力も高く、ゴッドミサイルを素手で掴み取ったりゴッドゴーガンの矢を口で咥え取ったりするほど。さらに防御力も高い。
一応化石獣らしく、口から火を吐いたり肩からミサイルを発射するがこれらの武器はライディーンには効果がなかった。
作中での活躍
作中ではライディーンと2回戦っており、初戦ではライディーンの右腕を痛めつけて使用不能にしてひびき洸を気絶させてしまう。
再戦ではライディーンに距離を取られ続けてしまった挙句、ゴッドゴーガンを受けた後ゴッドバードでとどめを刺された。この時、上半身は残っていたが、ゴングを哀れに思った洸とライディーンの手によって海に葬られた。