概要
Ver.1.4で追加された今作の乗り物。
基本形は浮遊する台座に二本の縦棒ハンドルがついたもので立って操縦する。
反重力移動装置らしく、ファンタジーというよりはSF的な乗り物である。
『ドラゴンクエストⅩTV 秋の大文化祭10時間スペシャル2018』冒頭での青山Pによると開発中の仮称は見た目通り「セグウェイ」であったとのこと。
入ると毒状態になってしまう「魔瘴」の上を通過しても毒状態にならないというオマケ的な効果がある。
(ただしそれ以外の地形ダメージは通る)
3000年前の世界では「反重力浮遊移動台」と呼ばれていたようで、反重力飛行装置の前世代機という位置付けだった。
「長いハンドルを握って立ち乗りしかできず、古くて不便」と帝国の民からは不評だったらしい。現代ではプリズムが普及し快適になっていると教えてあげたい。
入手方法
岳都ガタラのメンメから受けるクエスト「ライドオン ドルボード!」をクリアすると入手できる。
だが、実装当時はこのクエストをクリアするにはリアル24時間待たねばならなかったので期待してバージョンアップ直後にこなしたプレイヤーはもう一日お預けをくらう格好になった。その後大幅に手順が省略され、所要時間が短くなっている。
使用方法
起動にはドルセリンが必要で1つ使うことで30分ドルボードに乗れる。
ドルセリンは道具屋で販売しており、お値段は500G
乗るときはオートランボタン長押しで搭乗できる。乗ったままキラキラも拾えるし戦闘になると自動的に降りるが、戦闘後は再使用の必要も無い。ただし眠ったまま戦闘終了や魔力の息吹で回復チャージ中に戦闘終了すると戦闘後もドルボードから降りたままになってしまう。死亡したまま戦闘が終わり、せかいじゅの葉でその場で復活した場合も当然降りた状態になる。
戦闘中は燃料は減らないが、移動中は止まっていても燃料が減るので乗ったまま寝落ちすると勿体ない。
ブースト機能
Ver.3.5前期にて実装されたクエスト「ドルボードブースト!」をクリアすることで使用可能になる機能。
ドルボード搭乗中は燃料メーターの上に表示されたチャージメーターが自動的に溜まっていき最大まで溜まった状態でオートラン中に移動スティックを上に倒すと、そのメーターを消費しながらブーストダッシュする。
ブーストダッシュ中は移動速度が大幅に上がるが、方向転換にも制限が掛かる。またダッシュ中にオートランが解除されるとチャージメーターが一瞬でゼロに戻る。
フルチャージの所要時間は9秒、ブーストの持続時間は最大で6秒。
ダンジョン内ではチャージメーターに通行止めマークが付いてチャージができなくなり、ブースト機能が使えなくなる。
カスタム
『ドルボードプリズム』というドルボードの外見を変更できるシステム。
純粋に外見を変更できるだけであり、移動速度は据え置きでドルセリンも変わらず必要である。
様々なプリズムが追加されフィールドはとても賑やかなものとなっておりイベント報酬、プレイ継続特典、ショップ等で入手可能。
「ドルゴール」を取り付けることで搭乗時のBGMを変更できるようになった。
聖天のつばさ
Ver.6.2に実装された、一部フィールドの上空を移動できる様になる。
ただし飛べるのは天星郷と果ての大地ゼニアスの限られたエリアだけで、飛行ができる区画にはマップに翼のようなアイコンが表記されている。
また、Ver.6.2時点では飛行中は曲が「ペガサス(曲名)」で固定されていたが、Ver.6.3からは他のドルゴールの曲に変更できるようになった。
本来は怪我をして空を飛べなくなった天使の補助具なのだが、これを用いることで天使以外も空を飛べるようになる。
Ver.6.3からいくつかの既存のプリズムが飛行対応になった。
元々ドルボードが浮遊移動台である事もあり、基本空中を浮いているプリズムが対象となる。
Ver.7.2からは馬車プリズムを除く、全てのドルボードプリズムが飛行対応となった。
プロデューサー曰く「馬車が空を飛ぶのはおかしいでしょ」との事。
ドルボードレースグランプリ
本作で行われる不定期イベント。
ドルボードに乗り、定められたスタート地点からゴール地点までのタイムを競う。
参加条件はドルボードに乗れることのみ。
ただしタイムを狙うにはブーストの使い方が重要となる
スタート地点にいるターボアクセルのレース屋から説明を受け、GPライセンスを受け取るとレースにエントリーできるようになる。
レースは5分置きに開催されるため、好きな時間にエントリー可能。ただし一度のレースでエントリーできるのは最大90人まで。またスタートまで1分を切っている時はエントリーできない。
イベント開催中であれば何度でもエントリーできる。
道中には通常どおりモンスターが徘徊しており、当たると戦闘に突入しタイムロスとなる。
また、随所に設置された「ハザード(紫色に光るエリア)」に入ると一定時間スピードが遅くなってしまう。
ベストタイムによって報酬がもらえる。目標タイムピッタリでも達成とみなされる。制限時間10分以内にゴールできないと失格となる(9分経過時点で警告が出る)。
レース中にルーラストーンなどで移動したり、GPライセンスを使用したりすると棄権することができる。途中で失敗したと思ったら即座に棄権してしまうのも手。レース中にコース外のマップに移動した場合も棄権扱いとなる。
ベストタイムを狙うのであれば画面が暗くなってコースが見づらくなる夜は避けた方が無難。コースの記憶が苦手だけど目標タイムは切りたいのなら、わざと若干出遅れて上手いプレイヤーについていくというのも一つの手だが、先行者から逃げたりギリギリかわしたモンスターに当たらないよう注意。
邪道な手ではあるが、上手いプレイヤーのドルボードにあいのりさせてもらうことでもタイムは有効とみなされる。複垢で取りたい分には非常に有効である。