概要
ベレー帽に鍔を追加したような形状で、素材は様々だが布製が多い。
別名としてハンチング・ベレー、鳥打帽、ハンチング帽なども用いられている。
徒歩や馬上で動き回っても頭にフィットしてずれにくく、視界も確保しやすい男性用帽子として生まれた。
構造上非常に実用的かつ安く大量生産ができたのでその後は庶民の日常着として広まり、長く世界各地の労働者層の象徴となった。
日本では明治時代にハットよりくだけた印象を与える帽子として商人の間に広まる。
その後はソフト帽と共に一般男性の外出着として1960年代頃まで街中で当たり前のように見かけるほど愛用されていた。
現在もちょっとしたオシャレアイテムとして若い男性や女性が私用で被る事も多く、料理人やパン・洋菓子職人の仕事着としても見かけるようになった。
関連項目
ZUN:愛用者の一人。