概要
モンスターハンターワイルズから新登場となったモンスターで緋の森に生息する鋏角種の一種。
腹部と胴体を包む白い綿毛に覆われており攻撃の際にも綿毛を使用し、その腹部を展開し赤い綿毛を撒き散らす。この綿毛には麻痺毒が含まれており、触れすぎると麻痺してしまう。この麻痺毒を持つ綿毛と腹部の綿毛を展開したその姿が大輪の花、若しくは巨大な薔薇のように見えることから「刺花蜘蛛(しかくも)」の別名を持つ。
なお、腹部そのものを展開しているわけではなく、「腹部の周りに生える綿毛」を展開している模様。
赤い綿毛で巣を作っているため巣もかなり妖しくも禍々しい。
これら赤い綿毛は緋の森に流れる「赤い水」の成分が由来とのこと。
一見するとふわふわな見た目だが脚は蜘蛛らしく細身。また、鉤爪は1本ではなく3本もある。また、顔付きは今までの「蜘蛛」らしさ全開な諸先輩方と比べ、特撮に出てくる昆虫型の怪人のようなスタイリッシュなものとなっており、アップで見ると非常にかっこいい。
一方、頭部には鋏角ではなく大顎を持つ、複眼と3つの単眼のような眼を持つなど蜘蛛らしからぬ特徴も持つ。
余談
実は装備紹介動画にてチャージアックスの紹介の時の装備が蜘蛛をモチーフとしたような見た目であり、「鋏角種のモンスターが登場するのではないか?」と言われていた。
名前の元ネタはおそらく、インドネシア語で蜘蛛を意味する「ラバラバ」に「薔薇(ばら)」、そして女性のバレエダンサーを指す「バレリーナ」の三語をくっつけたものだと思われる。
また、鋏角種で名前に「・」が付くのは本種が初で、別名の蜘蛛の読み方も鋏角種の中では唯一「ぐも」ではなく「くも」、またその長さも4文字と、何気に異例尽くしのモンスターでもある。
別名が4文字なのは別にこのモンスターで始まったことではないく、ついでにいうと別名が4文字の鋏角種も前作で登場したばかりなのだが、通常種の時点で別名が4文字なのは鋏角種どころか全モンスターで初の事例である。